私は川崎市議会環境委員会委員として 川崎市の水道事業に関する視察に行きました
初めに 宮が瀬ダムから続く相模川水系流水の取水口として社家ポンプ場を視察しました
ここでの川崎市分は 10,400㎥/日と あまり多くはありません
尚、川崎市の1日当たり平均取水量は上水で1,027,600/日です
この施設には アユの遡上を妨げないような魚道も設置され 市民やこどもたちのための環境学習施設「ビオトープ」も整備されていました
その後 宮ケ瀬ダムを視察しました
このダムは国直轄事業として建設されました(工期 昭和55年~平成19年)
洪水調節、流水の正常な機能維持、発電、工業用水の取水を目的としています
ダムの貯水量は 箱根の芦ノ湖とほぼ同量の2億㎥ ダム本体の体積は横浜のランドマークタワーとほぼ同量の200万㎥ ダムの高さは156mです
発電量は愛川第1発電所で 24,200kW 愛川第2発電所で 1,200kWです
相模川で水不足が発生した場合宮ケ瀬ダムから城山ダムへ水を補給したり 宮ケ瀬ダムへ道志川から導水したりと 水の総合運用が可能とする施設です
ダムを横から見たところ
観光放水しているところ
県民サービスとしての観光放水は毎週水曜日 11:00と 14:00に 3分間行われています
日曜日にも月1回行われています
水資源の学習ができる「水とエネルギー館」もあります
近場の行楽地としても親しまれ 周辺には 宮ケ瀬ビジターセンター 宮ケ瀬やまなみセンター 鳥居湖畔庭園 鳥居ふれあいの館 水の郷交流館 水の郷商店街 あいかわ公園などがあります
アド街ック天国にもとりあげられ 白もつ焼きなどが有名になりました
さて 川崎市の水はどこから運ばれているかといえば 水道水は 相模川から432,400㎥/日 酒匂川から495,200㎥/日 地下水から100,000㎥/日 です
次にその詳細を述べます