国会議員を通じて 文部科学省の初等中等教育局の伯井財務課長による平成24年度教育予算勉強会が設定され、私たち神奈川県の教育関係出身議員9人が参加しました
様々な教育予算の中で 最も関心が高いのは1学級の児童生徒の学級規模にかかわる予算措置です
昨年、小学校1年生の学級規模を35人以下とする法の改正が30年ぶりに行われましたが、
今回の予算編成において2年生への拡大が望まれました
その中 経済情勢や大震災などの状況下にあり 平成24年度小学校2年生の学級規模を35人以下とする法の改正はありませんでした
しかし、それを可能とするための予算が措置され、一定の評価ができるといえます
特に神奈川県は大都市圏ということで 学校・学級規模も全国平均より高く、実際に小学校2年生の学級が35人を超えている率が全国平均8%に対して神奈川県は約18%と高くなっています
今回、国の予算が措置されたとはいえ、義務教育の教員の人件費については国と県の費用負担は1:2となっていますから、県の予算が厳しい所は国に加配の申請が厳しい情勢となります
神奈川県はどうかといえば、今のところ文部科学省に対してあまり前向きな申請を行っていないのでは?という情報もあります
子どもたちと先生方がより接することができ、きめの細やかな教育を実現するため学級規模の縮小(35人以下学級)が更に進むよう
今後も 私 つゆき明美は 国、県とも連携を取りながら取り組んでまいります
川崎市議会議員 露木明美(多摩区選出)
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