レモンちゃん🍋

瀬戸内の島に移住したレモン農家見習いのアケミです。商品のことや畑のこと、島の様子をぽつぽつ投稿していきます。

ご近所の島もご紹介

2022-11-22 09:07:58 | 日記
レモンといえば広島県。
中でも生口島(いくちじま)は
ダントツの産地です。

生口島は尾道市であり、尾道から
しまなみ海道で3つめの島です。

広島県側のお隣りは因島。
村上水軍で有名な造船の街です。

他にもはっさく発祥の地だったり
除虫菊(蚊取り線香の素)や杜仲茶の
栽培が盛んで、有名人も多数輩出して
いる奥深い魅力たっぷりの島です。

島だけど、人口が2万人くらいて
場所によっては島感はなく、街。
瀬戸内の島らしい風光明媚な所も
あります。

反対側のお隣りから愛媛県です。
大三島。「神の島」とも呼ばれ
日本総鎮守 大山祇神社が有名。

島全体が何となく厳かな雰囲気の
静かだけど、先進的な活動もして
いる島です。

因島と違って、コンビニ探すのも
一苦労します。

さて、当の生口島。あくまで私見
ですが、夕陽がとってもキレイな
島です。

人口は8千人くらい。
島の大きさは因島と同じくらい
なので、ゆったりと暮らせます。

車で走っていると、正面から
シニアカーのおばあちゃんが
現れたり、車道のど真ん中を
おじいちゃんが自転車でまぁ
のんびりと走っていたりします。

昔は塩作りが盛んな汐の街で
お米や野菜も育てていたそう
ですが、今や島中柑橘一色!

シーズン真っ盛りのこの時期は
どこもかしこもオレンジ色🍊

そう、レモンよりもミカン類の
方が多いのです。

この中では、新しい動きが最も
盛んで、しまなみ海道を自転車
や車で訪れる人、三原や尾道から
フェリーで訪れる人もいます。

去年くらいから、新しい宿が
出来たのを期に、飲食店も
増えてきました。

サイクリスト達のちょうど良い
休憩地点でもあります。

AKEMILEMONでは、これらの
島をご案内するツアーも承って
います。

ご興味ある方はお気軽にお問い
合わせください🍋

contact@akemilemon.com



おむすびと寿司は握りが違う

2022-11-21 14:55:46 | 日記
おむすび修行の振り返り…。

修行先のおむすび屋さんでは
すぐにはおむすびを結ばせて
貰えませんでした。

まず仕事ぶりと、その取組み姿勢で
指導のタイミングが決まります。

何故なら、おむすびの味は素材だけ
では完成しないからです。

結び手によって味が変わる…。
これはおむすびに限らずです。

水は波動を伝えると言います。
ご飯はたっぷりの水で炊き上げ
おむすびには塩をつけますので
波動を伝える要素が多いです。

実際、そのお店のおむすびは
結ぶ人によって、間違いなく
味が違いました。

形ももちろん違います。
ダントツに美味しいのは社長の
おむすび🍙。

お米一つ一つがふんわり空気に包まれ
口に入れた時に程よくほぐれる。

塩加減も絶妙で、ひと口目からちゃんと
塩を感じて、どこを食べても同じ塩加減。

これは具材の入ったおむすびなら多少は
誤魔化せますが、塩むすびでははっきり
力量が現れるものです。

始めてご飯に触らせてもらえた時の事。

100gのご飯を釜から取ってと言われ
同じように社長が取った100gのご飯
と比べた時の衝撃!!

同じ100gなのに重さが違う???
明らかに社長が取った100gの方が
軽く感じるんです。

釜からご飯を取る時間はわずか3秒。
ほぼ正確に100gご飯一粒一粒の間に
空気を纏わせつつ片手で丸く玉を作る。

まず、これが出来るようにならないと
お客様にお出しする事は出来ません。

社長曰く、釜から玉を作りご飯を
取る時点で8割味が決まっていると。

初めはご飯全体に味付けするおむすび
で形を作る練習。

初めからおむすびの形を作れる人って
いないんだよ…。と社長。

あれ?お母さんがおむすび作ってくれた
けど?と思いますよね。

後に色んな方のお話を聞くと、意外と
おむすび苦手、という方が少なくない!

それでも、お母さんやおばあちゃんの
おむすびが一番美味しい!と思いませんか?

それは、出産経験のある女性の手には
乳酸菌の一種が住んでいるそうなのです。

炊飯から握りまで、プロの仕事は家庭の
それとは違いますが、お母さんの手は
技術を越えた美味しさを作るんですね。

なので、お母さん達には自信を持って
おむすびを結んで頂きたいです🍙

おむすび屋でした🍙

2022-11-20 10:00:04 | 日記
会社を辞めて事業を興したい!
2013年に決行しました。

初めは起業ありきで、おむすび
じゃなきゃ!ではありません。

が、おむすび好きとちょうど
ニュースで、パン食が米食を
カロリーベースで抜いたと聞
いて、主食を守らねば!
みたいな気持ちになりまして
お米食べるならおむすび🍙
でしょう!

それまでろくにお料理もせずに
いたので、まずは修行。

選んだのは東京駅駅中にあった
お店です。

別のお店に面接に行った帰り道
何となく買ったおむすび🍙

これが、ものすごく美味しくて
どうせやるなら、これくらい
美味しく握りたい!

その時は、募集もしていないのに
採用して頂きました。

初代五つ星お米マイスターの社長
直々にご親切にご指導頂きまして
一年半働かせて貰って送り出して
頂きました。

このお店、今は東京駅にはないの
ですが、お米屋さんの直営なので
まず、お米からして違います。
おむすびなので冷めても美味しい
ブレンドにしてあるのです。

食にこだわる方って、産地とか
品種とかちゃんと選ぶじゃない
ですか。

ここで学んだのは、産地や品種
はもちろん味に差が出るけれど
問題は適切に扱っているか?
なのです。

例えばお米。
保存するため乾かせていますが
呼吸しています。

種籾のままならそれこそ縄文時代
のものでも食べられなくはない。

ただ、籾殻から外したものは呼吸
により、どんどん酸化します。

つまり、味が落ちていく訳です。
特に精米したものは、顕著です。

精米機を持っている方はご存じ
の通り、精米したてと時間が
経ったお米では全然違います。

せっかく産地や品種を選ぶなら
是非、保管から気をつけてみて
欲しいです。

お米を米びつに入れている方は
まずそこから改善出来ます。

酸化の原因はお米自身の呼吸に
よるものなので、これを温度で
封じます。

まず買って(精米して)きたら

①出来るだけ2週間以内に食べきる。
※2週間以内に食べ切れる量を買う

②保管は冷蔵庫(10℃以下)で。

③お米を研いだら吸水時間をたっぷり
取る。
⚠この時も冷蔵庫で吸水させる。

お米に限らず食品全般に言える事
ですが、扱い次第で味はすぐに
落ちてしまいます。

レモンも収穫した瞬間から鮮度と
香りが落ちて行きます。

全部は無理でも、せめてこだわって
購入した美味しいもの。
美味しい保管と食べ方で、楽しんで
くださいませ🍋



レモンの旬🍋

2022-11-18 07:46:51 | 日記
レモンの旬ってご存じですか?

せっかくなので、レモンについて
ご紹介したいと思います。

明るい黄色と爽やかな酸味から
夏のイメージを持たれている方
多いのではないでしょうか。

百貨店やスーパーでもレモンの
催事は大体初夏に開催されます。

しかーし!夏には採れません!!
日本一の産地、広島県民でも
知らない方がいらっしゃるくらい
レモン=夏のイメージですよね。

実はレモンはミカン科の果物で
旬といえば冬なのです。

この写真は10月の半ば頃。
グリーンレモンです。

これが熟すとおなじみの
レモンイエローになります。

黄色く色づくのはミカンより
少し遅くて12月の終わり頃から。

ハウス栽培のものはもう少し
早いです。

グリーンレモンの収穫し始めは
10月半ばとご紹介しましたが、
5月くらいに花が咲いて、花が
終わると実になって、一雨毎に
大きくなります。

そして、収穫は大きさをみて
始めるのです。

黄色く色づいてもミカンのように
一度に収穫しなくても良いのです。

理由は鳥が食べないこと。
ミカンなどの甘い果物は鳥や猪が
食べに来るので、なるべく早く
収穫します。

レモンは、いわゆる獣害がない
ので、木に成らしておけます。

外の皮が苦いのでしょうね。
酸っぱいイメージが強いですが
完熟すると糖度はイチゴくらい
になるんですよ。

更に、レモンは四季成りと言って
花が咲くのは初夏だけではないの
です。

花が咲けば実になるので、真夏を
除き収穫できる果物です。

実際は、冬の果物でも寒さに弱い
面もあるので、寒波が来る前には
全部収穫する農家さんも多いです。

収穫せずに、木に成らせておけば
鮮度も落ちないので、寒さの心配
さえなければ、初夏の頃まで収穫
出来てしまいます。

一本の木がしっかり育つと地植え
なら50キロくらいは採れるように
なるので、一家に一本レモンの木
オススメですよ!

お庭がなくてもベランダで鉢植え
栽培も出来ます🍋

シンボルツリーとして良かったら
植えてみてください🍋


脱!自分本位…

2022-11-17 11:21:37 | 日記
今回は、ある種の決意表明です。
何について自分本位を脱するか。

それは、文章の事です。

文章を書くとき、ブログだとか
他のSNSもほとんどがその場の
思いつきです。

加えて、ろくに見直さないので
後から見ると誤字脱字変換ミス
が酷いです。

読みやすさとかも、一切考えて
いませんでした。

文章を書く目的すらも何となく
だったりします。

読み手に何を渡せるか、なんて
高尚な志もなくダラダラと…。

そこで、これからは文章を書く
時は、自分なりにですが改善を
していきたいと思います。

まず、目的を持って文章を書く。
そして、最低限見直しをする。

そう言えば、そもそもブログを
書く事自体、自分本位だよなぁ…

今日のレモンクリームは
焼きドーナツと合わせました🍋