め・が・く・り

我が家にいるリクガメたちとの日々の生活を日記にしました。

検診

2007年09月22日 23時59分52秒 | リクガメ
暑さ寒さも彼岸まで。

関東地方の暑さもどうやら今日まで。

明日からは少し涼しくなるようです。

いよいよ季節は秋に変わっていくようですね。




今日は、うちのカメ(選抜)の検診日。

検診は夕方なのでそれまでに溜まっていた用事を済ませます。

少し早めに行くか・・・。

都内にある病院のため2時間はみておかないとなりません。

予約は4時半。

でも、便の検査があるので4時までに来て下さいということを言われていました。

夕方ということもあり気温が下がることを危惧していたのですが、この暑さ。

その心配は要らなかったようです。

カメを入れるケースに新聞紙を引きつめて・・・忘れ物はないかな?

じゃぁ、行こうか。



・・・・・・・・忘れた、カメを。

檸檬、菜々、そしてあるぞう、行くよっ



今日の検診の目的は、一向に大きくならない檸檬と菜々を診てもらうため。

あるぞうはお迎えして3ヶ月以上が経過して検疫期間も過ぎたため。



地元の病院なら車で10分程度。

それが電車で2時間もの時間をかけていく以上は、診察によって何らかのサジェス

チョンを受けられればいいなと思ってのこと。



・・・結果的に1時間半ほどで駅に到着。

少し早かったけどぶらぶら歩きながら目的の病院まで行くか・・・。

しかし、あっという間についてしまいます。


 かの有名な・・・



同行者は少し遅れているとのこと。

「仕方がないから」1階のショップでも覗いているかな・・・。

いるいる・・・ヒョウモン、ビルホシ、ケヅメ・・・そんな中で目を引いたのは

チャコリクガメ。

いつかは飼ってみたいなぁ・・・。

いかん、いかん・・・きょうは検診に来たんだ・・・。

時間も4時15分ほど前。

そろそろいいかな・・・。

2階にある病院に階段を登っていきます。

ドキドキ・・・。

予約をした○○ですけれど・・・。

受付を済ませしばらく待合室で本を読みながら待ちます。

そのうち、同行者も到着。

うちのカメズたちを初めて見てもらいました。

菜々が小さいというのはご存知ですが、目の前で見てみるとそのあまりの小ささに

驚かれているようでした。

「そう、こんなに小さいんですよ~。

でも、元気はどのカメよりもあるんですけどね。」


で、そのうち予約では私は2番目だったのですが、先着で便の検査も先に済ませて

あるということで先に診てもらうことになりました。



まずは先輩の檸檬から。

檸檬が診てもらいたいのはお迎え以来、体重が増えないということ。

事前に家で毎月の体重の推移や病歴、飼育環境、食事の量を記した物をプリントア

ウトして持ってきていて受付の際に提出していたため話はスムーズでした。

その中で先生に言われたのは食事の量。

うちのカメズたちは朝食以後、翌朝まで食事を取ることはありません。

私の帰宅後、起きてきた子についてはチンゲン菜などの葉っぱを少し与える程度で

す。

根本的に、その食事の量が少ないとのこと。

じゃぁ、朝与える量を増やせばいいかというと、朝出した食事は1時間、2時間と

たつうちにだんだんとしおれていき、やがてカメたちも見向きもしないものになっ

てしまいます。

大事なのは新鮮な野菜を1日何度でもいいから食べさせること。

したがって、帰宅後にしかあげることができないのなら、起こしてでも食べさせて

ください、と言われました。

真夜中、それも寝ているのを起こしてまで・・・と思いましたがベビーで成長期に

ある檸檬、そして後で診てもらう菜々くらいのカメの場合そうでもしないと大きく

はならない、と言われました。

もちろん、個体差のようなものはあるのでうまく成長してくれるカメもいるけれど

たいていの子は成長しないまま死んでいってしまいます。

仕事で一日のうち朝にしかあげることができないのなら、ここまで小さいベビーの

カメは飼うべきではない、とまで言われました。

・・・・・。

でも、飼っている以上は仕方のないこと・・・こうなったらたたき起こしてたくさ

ん食べてもらうからね、檸檬・菜々。



で、檸檬。

それ以外には甲羅もしっかりしているし、身体的に異常はないとのこと。

大きくならない理由として結石なども考えられるので念のためレントゲンを撮って

貰いましたが異常なし。

とにかく、たくさん食べさせること。

一度に食べられないなら一日に何度でも食べさせること、これが大きくなる秘訣、

ということでした。



次は菜々。

菜々からは残念ながら異常に多いぎょう虫が発見されました。

ただ、以前腹甲の損傷で別の病院に入院したときにもぎょう虫がいることは指摘さ

れていたので、それほどの驚きではありませんでした。

駆虫薬で体調を崩したことも提出した病歴の中に書いておいたのですが、ここの

病院は直接おなかに薬を投与する方法ではなく、カメの大きさに合わせた薬の量を

3回に分けて食事と一緒に飲ませる方法をとっているので、その心配はないでしょ

う、とのこと。

その腹甲の裂けたということも、言っても分からないほどきれいに直っているそう

です。

小さいけど甲羅も硬くなっている、と言っていただきました。

よかったね、菜々。

あとは檸檬と同じように起こしてでも食事を取らせることが大きくするには必要だ

と言われました。

飼育温度については、夜間25~6℃に設定しているのですが、このくらいのうち

は28℃くらいまで上げたほうが代謝が高まるのでいいでしょう、とのことでし

た。






最後にあるぞう。

お迎えして以来、特に変調をきたしたことは無いのですが、最近食事が進んでない

と思っていたら、先日ぎょう虫らしき虫を温浴中に発見しました。

ただ、これもワイルドのあるぞうだから間違いなくいるだろうな、というのは想像

していたことなのでさほど驚きはありませんでした。


ただ、ほとんどが卵の状態で、それも非常に数が少ない。

菜々の方がよっぽど多いと言われました。

先日温浴の際にはたくさんいたのに・・・。

実はその数日前にかぼちゃを与えたのですが、あるぞうが喜んで食べていたので調

子に乗って結構たくさん食べさせてしまったのでした。

このかぼちゃという食べ物、ガスが発生しやすく、恐らくその温浴の際にほとんど

排泄物と一緒に出てしまったのでしょう、ということでした。

そういえばかぼちゃがほとんど未消化のまま出てきたっけ・・・。

どうやら、ぎょう虫の発生で食が細くなり、消化も悪くなったのですが、その数日

前に食べたかぼちゃのおかげでほとんどの虫は出てしまったようです。

ただ、残っている虫も当然いるわけで、あるぞうも駆虫薬をいただきました。



で、アルダブラゾウガメというカメ種。

葉っぱと一緒に土壌に含まれているさんご礁でできた土(カルシウムいっぱい)を

食べているため常に大量のカルシウムを摂取している。

週一度くらいのカルシウムの量では全然足りない。

毎回、カルシウムをたっぷり与えること。

そうでないと将来的にきちっと立つことのできない足になっていく、と言われまし

た。

そうか・・・カメにカルシウムが必要なのは誰でも知っていることだけど、特に

アルダにとっては当たり前のように食べているものなんだ・・・。


あるぞう、そのほかには特に問題もなく順調に育っている、とのことでした。



検診を終えて・・・。

檸檬・菜々の大きくならない理由が身体的なものではなく、食事の量・回数の問題

だったとは意外でした。

ただ、逆に働く身にとっては一日数度の食事を与えることは不可能に近いこと。

休みの日はできますが、仕事の日は・・・。

かわいそうだけど夜中に起こしてあげるから、無理してでも食べてね・・・。





その後、同行者の愛カメさんたちの診察も終わり、いつものように今日の診察結果

を検証しにミーティングを・・・。


 場所はここ・・・




家に帰ってきたカメズたち・・・。

今日はお疲れさま・・・檸檬・菜々・あるぞう。

往復3時間以上・・・疲れちゃったね。

ゆっくりお休み。



 檸檬


 菜々


 あるぞう



菜々とあるぞうは明日から駆虫だね。

頑張ろうね。
































コメント (6)
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