『日本歯技』2013年7月号 編集後記
○4月号から3回にわたり掲載した『歯科医師会からの提言~食べる 生きる力を支える』3巻本の「書評」はいかがだったでしょうか?読み巧者に、各書と格闘していただき「書評」をお届けできました。
○各巻は、歯科医療における歯冠修復及び欠損補綴等を担う歯科技工士という自明の定義の前提である「歯科医療」の問い直し、歯科医療が担うべき役割、食べることの意味等々、哲学的内容を含む重層的な作りとなっており、評者には限られた字数と枠組みでの執筆という苦行をお願いすることになりました。改めて感謝いたします。
○「歯科保健・歯科医療とは口腔の機能を維持・増進させることによって、食や会話という人間の生きる力の根幹を支える生活の医療である」との定義は、超高齢化社会を迎える日本の歯科医療関係者が獲得した課題でもあり、目標でもあります。
○『食べる-生きる力を支える』シリーズは、日技からも内部委員として参加した「生きがいを支える国民歯科会議」での議論から生まれた成果を背景に、あの未曽有の東日本大震災という過酷な現実に向き合う過程を経て生まれました。
○私たちが担うべき歯科技工と歯科技工士の明日を考える上で、5月号の特集「座談会・歯科技工士の災害医療を考える」とともに、再度、各書評を読み返して頂ければ幸いです。なお、日本歯科医師会Webサイト内の「生きがいを支える国民歯科会議」で関係資料が公開されています。
【URL】 http://www.jda.or.jp/conference/index.html
(T.I)
○4月号から3回にわたり掲載した『歯科医師会からの提言~食べる 生きる力を支える』3巻本の「書評」はいかがだったでしょうか?読み巧者に、各書と格闘していただき「書評」をお届けできました。
○各巻は、歯科医療における歯冠修復及び欠損補綴等を担う歯科技工士という自明の定義の前提である「歯科医療」の問い直し、歯科医療が担うべき役割、食べることの意味等々、哲学的内容を含む重層的な作りとなっており、評者には限られた字数と枠組みでの執筆という苦行をお願いすることになりました。改めて感謝いたします。
○「歯科保健・歯科医療とは口腔の機能を維持・増進させることによって、食や会話という人間の生きる力の根幹を支える生活の医療である」との定義は、超高齢化社会を迎える日本の歯科医療関係者が獲得した課題でもあり、目標でもあります。
○『食べる-生きる力を支える』シリーズは、日技からも内部委員として参加した「生きがいを支える国民歯科会議」での議論から生まれた成果を背景に、あの未曽有の東日本大震災という過酷な現実に向き合う過程を経て生まれました。
○私たちが担うべき歯科技工と歯科技工士の明日を考える上で、5月号の特集「座談会・歯科技工士の災害医療を考える」とともに、再度、各書評を読み返して頂ければ幸いです。なお、日本歯科医師会Webサイト内の「生きがいを支える国民歯科会議」で関係資料が公開されています。
【URL】 http://www.jda.or.jp/conference/index.html
(T.I)