極めて順当な思考「意思決定の方法」の手順書, 2013/1/21
By 歯職人
NHKの「NEWS WEB24」の火曜日のナビゲーターを務める、京都大学客員准教授、NPO法人全日本ディベート連盟代表理事の瀧本哲史氏による、極めて順当な思考「意思決定の方法」の手順書と言える一冊です。
瀧本氏によれば、本書は「ディベートの考え方をもとにした「決断思考」について、若い世代が「武器としての教養」として身につけられるよう」にすることを目的としたものとのこと。氏の状況認識・時代認識は、若い世代は現代日本においてゲリラ戦を戦わざる負えとなる。であるが故に、本書もその一冊である「星海社新書」は、滝本氏が「軍事顧問」を務め、若者に武器を配るという絵面となっている。「軍事顧問」ですか。
レビュアーは、若者の世代には属さないが、瀧本氏と著者が想定する読者層の対話が成立することを期待する。また、本書のいわばシリーズ本にあたる『武器としての交渉思考』(星海社新書)を、読まれることをお勧めする。
蛇足ではあるが、瀧本哲史氏の風貌から「突貫小僧」という言葉を思い出した。「突貫小僧」はとは、過去にプロレスラーの吉村道明、 星野勘太郎、 大相撲力士の富士櫻栄守らに付けられたニックネームである。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061385011/ref=cm_cr_mts_prod_img
ブキトシテノケツダンシコウ セイカイシャシンショ
星海社新書
武器としての決断思考
瀧本 哲史【著】
星海社 講談社〔発売〕 (2011/09/21 出版)
244p / 18cm
ISBN: 9784061385016
NDC分類: 141.8
価格: ¥861 (税込)
詳細
本書は、著者がいま、京都大学で二十歳前後の学生に教えている「意志決定の授業」を一冊に凝縮したものです。
今後、カオスの時代を生きていく若い世代にいちばん必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を身につけることです。
もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたいなものもなくなってしまいました。
「答え」は誰も教えてはくれません。
となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。
仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか?
この本で私と一緒に「自分で答えを出すための思考法」を学んでいきましょう。
きっと、あなたの人生を変える授業になるはずです。
はじめに 「武器としての教養」を身につけろ
ガイダンス なぜ「学ぶ」必要があるのか?
1時間目 「議論」はなんのためにあるのか?
2時間目 漠然とした問題を「具体的に」考える
3時間目 どんなときも「メリット」と「デメリット」を比較する
4時間目 反論は、「深く考える」ために必要なもの
5時間目 議論における「正しさ」とは何か
6時間目 武器としての「情報収集術」
7時間目 「決断する」ということ
東大×京大×マッキンゼー式「意思決定の授業」
本書は、私がいま、京都大学で二十歳前後の学生に教えている「意思決定の授業」を一冊に凝縮したものです。今後、カオスの時代を生きていく若い世代にいちばん必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を身につけることです。もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたいなものもなくなってしまいました。「答え」は誰も教えてはくれません。となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。
仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか? この本で私と一緒に「自分で答えを出すための思考法」を学んでいきましょう。きっと、あなたの人生を変える授業になるはずです。
著者紹介
瀧本哲史[タキモトテツフミ]
京都大学客員准教授、エンジェル投資家。東京大学法学部を卒業後、大学院をスキップして直ちに助手に採用されるも、自分の人生を自分で決断できるような生き方を追求するという観点から、マッキンゼーに転職。3年で独立し、今世紀中には返済できないほどの借金を負ってしまった企業の再建などを手がける。また、他の投資家が見捨てた会社、ビジネスアイデアしかない会社への投資でも実績を上げる。京都大学では「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当し、教室から学生があふれるほどの人気講義になっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
By 歯職人
NHKの「NEWS WEB24」の火曜日のナビゲーターを務める、京都大学客員准教授、NPO法人全日本ディベート連盟代表理事の瀧本哲史氏による、極めて順当な思考「意思決定の方法」の手順書と言える一冊です。
瀧本氏によれば、本書は「ディベートの考え方をもとにした「決断思考」について、若い世代が「武器としての教養」として身につけられるよう」にすることを目的としたものとのこと。氏の状況認識・時代認識は、若い世代は現代日本においてゲリラ戦を戦わざる負えとなる。であるが故に、本書もその一冊である「星海社新書」は、滝本氏が「軍事顧問」を務め、若者に武器を配るという絵面となっている。「軍事顧問」ですか。
レビュアーは、若者の世代には属さないが、瀧本氏と著者が想定する読者層の対話が成立することを期待する。また、本書のいわばシリーズ本にあたる『武器としての交渉思考』(星海社新書)を、読まれることをお勧めする。
蛇足ではあるが、瀧本哲史氏の風貌から「突貫小僧」という言葉を思い出した。「突貫小僧」はとは、過去にプロレスラーの吉村道明、 星野勘太郎、 大相撲力士の富士櫻栄守らに付けられたニックネームである。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061385011/ref=cm_cr_mts_prod_img
ブキトシテノケツダンシコウ セイカイシャシンショ
星海社新書
武器としての決断思考
瀧本 哲史【著】
星海社 講談社〔発売〕 (2011/09/21 出版)
244p / 18cm
ISBN: 9784061385016
NDC分類: 141.8
価格: ¥861 (税込)
詳細
本書は、著者がいま、京都大学で二十歳前後の学生に教えている「意志決定の授業」を一冊に凝縮したものです。
今後、カオスの時代を生きていく若い世代にいちばん必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を身につけることです。
もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたいなものもなくなってしまいました。
「答え」は誰も教えてはくれません。
となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。
仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか?
この本で私と一緒に「自分で答えを出すための思考法」を学んでいきましょう。
きっと、あなたの人生を変える授業になるはずです。
はじめに 「武器としての教養」を身につけろ
ガイダンス なぜ「学ぶ」必要があるのか?
1時間目 「議論」はなんのためにあるのか?
2時間目 漠然とした問題を「具体的に」考える
3時間目 どんなときも「メリット」と「デメリット」を比較する
4時間目 反論は、「深く考える」ために必要なもの
5時間目 議論における「正しさ」とは何か
6時間目 武器としての「情報収集術」
7時間目 「決断する」ということ
東大×京大×マッキンゼー式「意思決定の授業」
本書は、私がいま、京都大学で二十歳前後の学生に教えている「意思決定の授業」を一冊に凝縮したものです。今後、カオスの時代を生きていく若い世代にいちばん必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を身につけることです。もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたいなものもなくなってしまいました。「答え」は誰も教えてはくれません。となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。
仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか? この本で私と一緒に「自分で答えを出すための思考法」を学んでいきましょう。きっと、あなたの人生を変える授業になるはずです。
著者紹介
瀧本哲史[タキモトテツフミ]
京都大学客員准教授、エンジェル投資家。東京大学法学部を卒業後、大学院をスキップして直ちに助手に採用されるも、自分の人生を自分で決断できるような生き方を追求するという観点から、マッキンゼーに転職。3年で独立し、今世紀中には返済できないほどの借金を負ってしまった企業の再建などを手がける。また、他の投資家が見捨てた会社、ビジネスアイデアしかない会社への投資でも実績を上げる。京都大学では「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当し、教室から学生があふれるほどの人気講義になっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)