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歯科技工士・岩澤 毅

尾瀬 あきら (著) ぼくの村の話 全7巻完結 (モーニングKC )

2010年10月12日 | amazon.co.jp・リストマニア
社会派マンガの展開, 2010/10/12

By 歯職人

 歴史として記録される段階に至った「成田闘争(成田空港建設開港阻止闘争)」を、青年マンガ誌「モーニング」(講談社)で掲載した作品です。
 作者の視点は、農民側・いわゆる空港建設反対派にあります。その反対運動をマンガとして描くことを発想した作者の生活史に興味を持ちます。成田闘争を農の民から描く試みは商業マンガ作品として成立しています。
 成熟した日本のマンガ文化の中にあって、勿論単なるプロパガンダには陥らずかつ商業誌連載を成功させた作者の手腕は称賛されてしかるべきでしょう。
 尾瀬あきら氏の作品に接したのは、『みのり伝説』からでしたが一貫してぶれない尾瀬あきら氏の感覚が心地よい。
 現在本書は、講談社オンデマンドで購入可能です。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002DELL8G/ref=cm_cr_mts_prod_img

尾瀬あきら公式ホームページ
http://www008.upp.so-net.ne.jp/ozex/

「ぼくの村」は、どこにでもあった日本の村のひとつだった――。

新しい空港を建設するため、20年かけて開墾してきた自らの土地を、突然奪われることになった農民たち。彼らの長きにわたる戦いが、今、幕を開けた!! 
「成田闘争」を題材とした社会派作品の登場!(「モーニング」1992年~1993年連載作品)

http://www.comicpark.net/cm/comc/detail-bnew.asp?content_id=COMC_AKC00135

http://www.comicpark.net/readcomic/index.asp?content_id=COMC_AKC00135_SET

単行本: 219ページ
出版社: 講談社 (1992/11)
ISBN-10: 4063283054
ISBN-13: 978-4063283051
発売日: 1992/11
商品の寸法: 18.2 x 13.2 x 1.4 cm

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