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歯科技工士・岩澤 毅

内田 樹(編) 日本の反知性主義 (犀の教室)

2015年03月30日 | amazon.co.jp・リストマニア
高橋源一郎さんの身のこなしと所作に一票, 2015/3/30

投稿者 歯職人

 お題があり、だれと並ぶかを事前に知りながら、そこに原稿を提供するということは、職業作家といえども難儀なことなのであろう。ましてやお題は「日本の反知性主義」である。
 しかしながら、書かねばならない何かが、作家を動かすのだろう。
 高橋源一郎さんの身のこなしと所作が、光っている。

http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8F%8D%E7%9F%A5%E6%80%A7%E4%B8%BB%E7%BE%A9-%E7%8A%80%E3%81%AE%E6%95%99%E5%AE%A4-%E5%86%85%E7%94%B0%E6%A8%B9/dp/4794968183/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1427631760&sr=8-1&keywords=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8F%8D%E7%9F%A5%E6%80%A7%E4%B8%BB%E7%BE%A9

犀の教室 Liberal Arts Lab
日本の反知性主義

内田 樹【編】

価格 \1,728(本体\1,600)
晶文社(2015/03発売)

サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
商品コード 9784794968180
NDC分類 304

内容説明

集団的自衛権の行使、特定秘密保護法、改憲へのシナリオ…あきらかに国民主権を蝕み、平和国家を危機に導く政策が、どうして支持されるのか?その底にあるのは、「反知性主義」の跋扈!政治家たちの暴走・暴言から、メディアの迷走まで、日本の言論状況、民主主義の危機を憂う気鋭の論客たちによるラディカルな分析。『街場の憂国会議』に続く、緊急論考第2弾!

目次

反知性主義者たちの肖像
反知性主義、その世界的文脈と日本的特徴
「反知性主義」について書くことが、なんだか「反知性主義」っぽくてイヤだな、と思ったので、じゃあなにについて書けばいいのだろう、と思って書いたこと
どんな兵器よりも破壊的なもの
戦後70年の自虐と自慢
いま日本で進行している階級的分断について
身体を通した直感知を
体験的「反知性主義」論
科学の進歩にともなう「反知性主義」
「摩擦」の意味―知性的であるということについて

著者紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年、東京都生まれ。武道家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

政治家たちの暴走・暴言、ヘイトスピーチの蔓延、歴史の軽視・捏造、他者への想像力の欠如、その裏にあるものを抉る緊急論考

集団的自衛権の行使、特定秘密保護法、改憲へのシナリオ……あきらかに国民主権を蝕み、平和国家を危機に導く政策が、どうして支持されるのか? その底にあるのは「反知性主義・反教養主義」の跋扈! 政治家たちの暴走・暴言から、メディアの迷走まで、日本の言論状況、民主主義の危機を憂う、気鋭の論客たちによるラディカルな分析。『街場の憂国会議』に続く、緊急論考集第2弾!

反知性主義者たちの肖像 内田樹
反知性主義、その世界的文脈と日本的特徴 白井聡
「反知性主義」について書くことが、なんだか「反知性主義」っぽくてイヤだな、と思ったので、じゃあなにについて書けばいいのだろう、と思って書いたこと 高橋源一郎
どんな兵器よりも破壊的なもの 赤坂真理
戦後70年の自虐と自慢 平川克美
いま日本で進行している階級的分断について 小田嶋隆
身体を通した直観知を 名越康文×内田樹
体験的「反知性主義」論 想田和弘
科学の進歩にともなう「反知性主義」 仲野徹
「摩擦」の意味──知性的であるということについて 鷲田清一

【著者紹介】
1950年、東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。武道家。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。多田塾甲南合気会師範。著書に『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『「おじさん」的思考』『街場の憂国論』(ともに晶文社)、『先生はえらい』(ちくまプリマー新書)、『修業論』(光文社新書)、『内田樹による内田樹』(140B)、『街場の戦争論』(ミシマ社)など多数。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』(新潮新書)で新書大賞2010受賞。第3回伊丹十三賞受賞。

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