歯科技工管理学研究

歯科技工管理学研究ブログ
歯科技工士・岩澤 毅

080 衆 社会労働委員会 18 1977/05/12  永末

1977年05月12日 | 国会議事録
080 衆 社会労働委員会 18 1977/05/12  

○永末委員 もう一つ、いよいよ歯科の新しい技術料の算定に当たっては、歯科医師の持っておる技術と技工士の持っておる技術とがあるわけですね。しかし、歯科医師と技工士の場合に、外注すればそれはそのままコストとしてくるものでありますが、現に私どもの日本の社会では自由経済でございますから、点数が固定された場合に、歯科医師と技工士との間で決まるべき技工料というものは一義的に規定できない関係にある。したがって、全体のものが点数で固定した場合に中がふわふわしておるとむずかしいわけですね。新しい技術料が算定される場合の技工料のあり方についてひとつ御見解を承っておきたい。
○八木政府委員 昨年の秋におきます中医協の歯科問題の正常化、条件整備の御議論の際にも、歯科技工料金のあり方というものが非常に大きな議論になったわけでございます。確かに現在の点数表は、歯科医師が御自分でやられる場合と、技工士に委託されるという場合もあるわけでございます。しかも、技工料金というものは各地区によりましていろいろな態様があるわけでございますけれども、やはり歯科技工士の技工料というものもある程度明確化すべきではないかというような御議論が大勢を占めておるわけでございまして、今後の方向としまして、歯科委託技工料をどうするか、しかもはっきり出すべきではないかという問題について、十分研究していかなければならない問題であるというふうに思っております。
○永末委員 技工料の問題について、いままでいわば日陰みたいな扱いなんですね、言葉は悪うございますが。いま保険局長が言われたように、歯科診療、保険診療の問題として技工料の問題を取り上げて、そして明確にしていくことが歯科診療の合理化と申しますか、新しい時代の歯科診療、保険診療に必要なことだと思いますが、最後に大臣の御見解を承っておきたいと思います。
○渡辺国務大臣 十分に検討してまいりたいと存じます。

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