消費される情報の作られ方 2014/5/24
By 歯職人
NHKの報道ディレクターとして、NHKスペシャル『民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕~』、『大仏破壊―バーミアン遺跡はなぜ破壊されたのか』、『情報聖戦~アルカイダ 謎のメディア戦略』、『パール判事は何を問いかけたのか~東京裁判・知られざる攻防~』、『インドの衝撃』、『沸騰都市』を手がけ、著書には、『ドキュメント戦争広告代理店――情報操作とボスニア紛争』(講談社, 2002年)、『大仏破壊――バーミアン遺跡はなぜ破壊されたか』(文藝春秋, 2005年)、『「バレンタイン流マネジメント」の逆襲』(講談社, 2006年)がある高木徹さんの最新作である。
本作の肝は、「まえがき」の最後にある「目の前にある情報が、なぜいま、このような形でであなたのもとに届いたのか、情報源からあなたまでの間にどのような意志と力が働いたのか、それを推察し見抜くことで、世界がまったく違う姿となってたち現れてくる。そして、「国際メディア情報戦」の視点から世界を見ることは、私たちが暮らす民主主義社会とは何なのか、その意味を深く問い直すことになるはずだ。」に記されていると言える。
是非、お勧めする一冊です。
http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%88%A6-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%AB%98%E6%9C%A8-%E5%BE%B9/dp/4062882477/ref=cm_lmf_tit_1
東京大学公式サイト
http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html
UT-Life
http://www.ut-life.net/
東大な人
高木徹さん
http://www.ut-life.net/people/t.takagi/
講談社現代新書
国際メディア情報戦
高木 徹【著】
価格 \864(本体\800)
講談社(2014/01発売)
ポイント 8pt
サイズ 新書判/ページ数 261p/高さ 18cm
商品コード 9784062882477
NDC分類 319
内容説明
現代の「戦場」を制するのはイメージの力。グローバルな世論を味方につけろ!中国・北朝鮮・イラン・アルカイダ…大国も小国もテロリストも続々参戦中!急拡大する戦いの現場でいま何が起きているのか?日本はいかに戦うのか?今世紀をサバイバルするための必読書!
目次
序章 「イメージ」が現実を凌駕する
第1章 情報戦のテクニック―ジム・ハーフとボスニア紛争
第2章 地上で最も熾烈な情報戦―アメリカ大統領選挙
第3章 21世紀最大のメディアスター―ビンラディン
第4章 アメリカの逆襲―対テロ戦争
第5章 さまようビンラディンの亡霊―次世代アルカイダ
第6章 日本が持っている「資産」
終章 倫理をめぐる戦場で生き残るために
著者紹介
高木徹[タカギトオル]
1965年、東京生まれ。1990年、東京大学文学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして数々の大型番組を手がける。番組をもとに執筆した『ドキュメント戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争』(講談社文庫)で講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をダブル受賞。二作目の『大仏破壊―ビンラディン、9・11へのプレリュード』(文春文庫)では大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
有利な国際世論をどうつくるか? ビンラディンのメディア操縦法からオバマの逆襲まで、イメージが現実を動かす現代の「戦場」を描く
【あの名著『戦争広告代理店』から12年、待望の最新刊!】
情報戦というと、CIAやらMI5やらの情報機関が水面下で暗躍する、
「ごく一部の人しか知らない情報」をいかにゲットするかの戦いのことだと思われるかもしれない。
しかし、いま世界を動かしているのは、自らに有利な情報を多くの人の目と耳に届け、その心を揺り動かすこと、いわば「出す」情報戦である。
情報は、自分だけが知っていても意味はない。
現代では、それをいかに他の人に伝えるかが勝負になっているのだ。
国際メガメディアの情報空間で生まれる巨大なイメージのうねりをめぐって、大国も小国もテロリストも争っている。
それはいかなるテクニックによるのか?
急拡大する新しい「戦場」で、いま何が起きているのか?
そして、日本はいかに戦えばよいのか?
今世紀をサバイバルするための必読書!
まえがき
序 章 「イメージ」が現実を凌駕する
第1章 情報戦のテクニック ジム・ハーフとボスニア紛争
第2章 地上で最も熾烈な情報戦 アメリカ大統領選挙
第3章 21世紀最大のメディアスター ビンラディン
第4章 アメリカの逆襲 対テロ戦争
第5章 さまようビンラディンの亡霊 次世代アルカイダ
第6章 日本が持っている「資産」
終 章 倫理をめぐる戦場で生き残るために
あとがき
【著者紹介】
1965年、東京生まれ。1990年、東京大学文学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして数々の大型番組を手がける。NHKスペシャル「民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕」「バーミアン 大仏はなぜ破壊されたのか」「情報聖戦~アルカイダ 謎のメディア戦略~」「パール判事は何を問いかけたのか~東京裁判・知られざる攻防~」「インドの衝撃」「沸騰都市」など。番組をもとに執筆した『ドキュメント 戦争広告代理店』(講談社文庫)で講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をダブル受賞。二作目の『大仏破壊』(文春文庫)では大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。
By 歯職人
NHKの報道ディレクターとして、NHKスペシャル『民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕~』、『大仏破壊―バーミアン遺跡はなぜ破壊されたのか』、『情報聖戦~アルカイダ 謎のメディア戦略』、『パール判事は何を問いかけたのか~東京裁判・知られざる攻防~』、『インドの衝撃』、『沸騰都市』を手がけ、著書には、『ドキュメント戦争広告代理店――情報操作とボスニア紛争』(講談社, 2002年)、『大仏破壊――バーミアン遺跡はなぜ破壊されたか』(文藝春秋, 2005年)、『「バレンタイン流マネジメント」の逆襲』(講談社, 2006年)がある高木徹さんの最新作である。
本作の肝は、「まえがき」の最後にある「目の前にある情報が、なぜいま、このような形でであなたのもとに届いたのか、情報源からあなたまでの間にどのような意志と力が働いたのか、それを推察し見抜くことで、世界がまったく違う姿となってたち現れてくる。そして、「国際メディア情報戦」の視点から世界を見ることは、私たちが暮らす民主主義社会とは何なのか、その意味を深く問い直すことになるはずだ。」に記されていると言える。
是非、お勧めする一冊です。
http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%88%A6-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%AB%98%E6%9C%A8-%E5%BE%B9/dp/4062882477/ref=cm_lmf_tit_1
東京大学公式サイト
http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html
UT-Life
http://www.ut-life.net/
東大な人
高木徹さん
http://www.ut-life.net/people/t.takagi/
講談社現代新書
国際メディア情報戦
高木 徹【著】
価格 \864(本体\800)
講談社(2014/01発売)
ポイント 8pt
サイズ 新書判/ページ数 261p/高さ 18cm
商品コード 9784062882477
NDC分類 319
内容説明
現代の「戦場」を制するのはイメージの力。グローバルな世論を味方につけろ!中国・北朝鮮・イラン・アルカイダ…大国も小国もテロリストも続々参戦中!急拡大する戦いの現場でいま何が起きているのか?日本はいかに戦うのか?今世紀をサバイバルするための必読書!
目次
序章 「イメージ」が現実を凌駕する
第1章 情報戦のテクニック―ジム・ハーフとボスニア紛争
第2章 地上で最も熾烈な情報戦―アメリカ大統領選挙
第3章 21世紀最大のメディアスター―ビンラディン
第4章 アメリカの逆襲―対テロ戦争
第5章 さまようビンラディンの亡霊―次世代アルカイダ
第6章 日本が持っている「資産」
終章 倫理をめぐる戦場で生き残るために
著者紹介
高木徹[タカギトオル]
1965年、東京生まれ。1990年、東京大学文学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして数々の大型番組を手がける。番組をもとに執筆した『ドキュメント戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争』(講談社文庫)で講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をダブル受賞。二作目の『大仏破壊―ビンラディン、9・11へのプレリュード』(文春文庫)では大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
有利な国際世論をどうつくるか? ビンラディンのメディア操縦法からオバマの逆襲まで、イメージが現実を動かす現代の「戦場」を描く
【あの名著『戦争広告代理店』から12年、待望の最新刊!】
情報戦というと、CIAやらMI5やらの情報機関が水面下で暗躍する、
「ごく一部の人しか知らない情報」をいかにゲットするかの戦いのことだと思われるかもしれない。
しかし、いま世界を動かしているのは、自らに有利な情報を多くの人の目と耳に届け、その心を揺り動かすこと、いわば「出す」情報戦である。
情報は、自分だけが知っていても意味はない。
現代では、それをいかに他の人に伝えるかが勝負になっているのだ。
国際メガメディアの情報空間で生まれる巨大なイメージのうねりをめぐって、大国も小国もテロリストも争っている。
それはいかなるテクニックによるのか?
急拡大する新しい「戦場」で、いま何が起きているのか?
そして、日本はいかに戦えばよいのか?
今世紀をサバイバルするための必読書!
まえがき
序 章 「イメージ」が現実を凌駕する
第1章 情報戦のテクニック ジム・ハーフとボスニア紛争
第2章 地上で最も熾烈な情報戦 アメリカ大統領選挙
第3章 21世紀最大のメディアスター ビンラディン
第4章 アメリカの逆襲 対テロ戦争
第5章 さまようビンラディンの亡霊 次世代アルカイダ
第6章 日本が持っている「資産」
終 章 倫理をめぐる戦場で生き残るために
あとがき
【著者紹介】
1965年、東京生まれ。1990年、東京大学文学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして数々の大型番組を手がける。NHKスペシャル「民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕」「バーミアン 大仏はなぜ破壊されたのか」「情報聖戦~アルカイダ 謎のメディア戦略~」「パール判事は何を問いかけたのか~東京裁判・知られざる攻防~」「インドの衝撃」「沸騰都市」など。番組をもとに執筆した『ドキュメント 戦争広告代理店』(講談社文庫)で講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をダブル受賞。二作目の『大仏破壊』(文春文庫)では大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。