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歯科技工士・岩澤 毅

杉岡範明 勇躍してナショナルセンターの61年目を進む

2016年01月07日 | 森元主税


日本歯科技工士会 広報誌 『日本歯技』 (毎月1回20日発行).

2016年1月号

年頭所感



勇躍してナショナルセンターの61年目を進む



公益社団法人日本歯科技工士会
会長  杉 岡 範 明




 新年明けましておめでとうございます。皆さま方におかれましては、ご家族やお仲間と和やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。平素より日本歯科技工士会をご支援いただいておりますことに深く感謝申し上げます。

 さて、昨年10月17日、本会は「歯科技工士法制定および日本歯科技工士会創立60周年地域交流記念大会」を開催いたしました。記念式典では、厚生労働省、福岡県、歯科関係団体の皆さまのご祝辞を賜り、改めて本会の歴史と使命を振り返ることが出来ました。そして、歯科医療の向上と本会の発展に尽くしていただいた会員のご労苦に対し、厚生労働大臣表彰53名、日技会長表彰50名、紫紺賞表彰3名、日技功労章表彰1名の皆さまを称え顕彰することが出来ました。お蔭さまで、大会スローガンである「継ぐ60年! 笑顔の未来 歯科技工士の貢献」を具現する記念大会となったことに、改めて感謝とお礼を申し上げます。

 また、“日技新発展『7』プラン”で掲げた組織ブランディング戦略(情報展開)の施策の一つである“次世代の歯科技工士をめざす若者を増やすためのキャンペーン活動”として、『歯科技工のおもしろさ-未来の歯科技工士へ-』(日本歯科技工士会編)を発行いたしました。これを一つのアイテムとして、地域組織の皆さまのご協力を得ながら、高校生の身近な場所へ普及を加速して行きたいと思っております。

 一方、同『7』プランで提起された外部の有識者の方々を交えた総合政策審議会(三島良之委員長)では、これまで真摯な議論を重ねていただき、間もなく答申が出されます。この答申は、歯科技工士の社会的地位の向上はもとより、歯科技工の環境整備などの問題解決に向けて、本会が目指すべき方向を示していただいたものです。今後、これを指針とし、地域組織の皆さまとともに足腰の強い組織構築に向けて一層歩みを進めてまいります。

 本年も、先達が築かれた60年の歴史を継承し、“日技新発展『7』プラン”で掲げた「国民に信頼され尊敬される組織」の実現に向けて邁進いたします。

 引き続き、歯科技工士のナショナルセンターとして、新たな門出である61年目の会務遂行に皆さまとともに勇躍して進んで参りますことをお誓いし、新年のご挨拶といたします。

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