スタンダード社会歯科学<第4版>

類書なし

　歯学部教科書として使用が前提で、本書のみでの社会歯科学の理解は困難と思われる。

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4762436445.html

スタンダード社会歯科学　第４版

編著
　東京歯科大学教授　　　　　石井拓男
　東京歯科大学准教授　　　　岡田眞人
　日本大学歯学部教授　　　　尾哲則
　神奈川歯科大学教授　　　　平田幸夫

執筆
　新潟大学歯学部教授　　　　　　　　　　　　　大内章嗣
　大阪歯科大学准教授　　　　　　　　　　　　　樫　則章
　日本大学松戸歯学部教授　　　　　　　　　　　笹井啓史
　東京歯科大学講師　　　　　　　　　　　　　　平田創一郎
　東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科教授　俣木志朗
　新潟大学大学院医歯学総合研究科教授　　　　　宮崎秀夫
　神奈川歯科大学講師　　　　　　　　　　　　　山本龍生

◆第４版では，新ガイドラインに準拠し，改訂新版．
◆自然科学的な学習にとどまらず，それらの基礎となる人文科学や自然科学的な素養を身につける視点に立って編集した．
◆「患者の人権，医の倫理」として患者の尊厳，医の倫理，歯科医師の責務，インフォームドコンセントおよび歯科医療における安全性への配慮と危機管理について，「社会と歯科医療」として健康の概念，健康と社会環境について解説した．
◆歯科医療の質と安全，歯科医療の需要および歯科保健医療と福祉の連携などについて，新たな動きや統計数値を加え，内容の充実をはかった．
（2010年3月発行)

主要目次
はじめに

１　患者の人権，医の倫理
　Ａ　医の倫理，生命倫理
　Ｂ　歯科医師と患者・家族との関係

２　社会と歯科医療
　Ａ　患者・障害者の持つ心理・社会的問題
　Ｂ　歯科医療の心理・社会的側面
　Ｃ 歯科医療の社会的背景
　Ｄ　臨床試験・治験と倫理

３　歯科医療の質と安全の確保
　Ａ　医療の質の確保
　Ｂ　医療の安全の確保
　Ｃ　院内感染対策
　Ｄ　医事紛争
　Ｅ　医薬品・医療機器による健康被害
　Ｆ　血液・血液製剤の安全性

４　診療記録・診療情報
　Ａ　診療録・医療記録
　Ｂ　診療情報
　Ｃ　診断書

５　医療面接
　Ａ　意義と目的
　Ｂ　面接のマナー
　Ｃ　病歴聴取

６　チーム歯科医療
　Ａ　医療機関でのチームワーク
　Ｂ　地域医療でのチームワーク

７　保健・医療・福祉・介護関係法規
　Ａ　医事衛生法規
　Ｂ　保健衛生法規　
　Ｃ　医療保障・社会福祉・介護関連法規
　Ｄ　予防衛生法規
　Ｅ　薬事衛生法規
　Ｆ　その他の法規

８　保健・医療・福祉・介護の仕組みと資源
　Ａ　衛生行政の組織
　Ｂ　医療機関
　Ｃ　福祉施設
　Ｄ　介護保険施設
　Ｅ　医療関係職種
　Ｆ　福祉・介護職種
　Ｇ　保健・医療・福祉・介護の連携

９　在宅歯科医療
　Ａ　プライマリ・ケア
　Ｂ　かかりつけ歯科医機能
　Ｃ　在宅医療・在宅歯科医療

10　社会保障と医療経済
　Ａ　社会保障制度の歴史と発展
　Ｂ　わが国の社会保障制度
　Ｃ　医療保険
　Ｄ　国民医療費

11　国際保健
　Ａ　世界の保健・医療の問題と方向性
　Ｂ　国際保健・医療協力