福澤諭吉周辺の人物伝から福澤諭吉を描く試み, 2010/9/15
By 歯職人
リベラルであろうとすることを心情とする佐高信による「福澤諭吉周辺の人物伝から福澤諭吉を描く試み」本である。
夕刊紙の連載であり、論が細切れなところがやや難か。悪口を言い、毒を吐く際の佐高の切れ味が無い。しかしながら、慶應出身者ながら敢えて火中の栗に手を出す佐高の心意気を買いたい。平山洋の『福澤諭吉の真実』の傍証にはなり得る一冊と読んだ。
やはり佐高は、経済人の観察者の経験を活かした清水一行の文庫本の解説執筆が良く似合う。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4046213876/ref=cm_cr_mts_prod_img
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/data/fusokukei/data_fusokukei_kiji.php?no=1354
フクザワユキチデンセツ
福沢諭吉伝説
佐高 信【著】
角川学芸出版 角川グループパブリッシング〔発売〕 (2008/10/20 出版)
310p / 19cm / B6判
ISBN: 9784046213877
NDC分類: 289.1
価格: ¥1,785 (税込)
詳細
慶応義塾大学を創立、『時事新報』を創始し、日本の国際化に献身した福沢諭吉―。
近代日本を築いた“明治の俊傑”の実像を探ると共に、朝鮮独立に対する熱い友誼が明らかにする、脱亜論の“真実”を読み解く。
第1章 故郷、中津でのシーソーゲーム
第2章 又従弟、増田宋太郎
第3章 福沢諭吉と増田宋太郎の交錯
第4章 中江兆民と福沢諭吉
第5章 洋学紳士、馬場辰猪
第6章 北里柴三郎を助ける
第7章 適塾の青春
第8章 福沢精神の体現者、松永安左衛門
第9章 福沢に批判的だった池田成彬
第10章 福沢門下の三人の“神様”
第11章 「脱亜論」と金玉均
著者紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県酒田市生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。高校教員、経済誌編集長を経て、現在、ノンフィクション作家、評論家として活躍中。「憲法行脚の会」呼びかけ人の一人。『週刊金曜日』発行人・編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
By 歯職人
リベラルであろうとすることを心情とする佐高信による「福澤諭吉周辺の人物伝から福澤諭吉を描く試み」本である。
夕刊紙の連載であり、論が細切れなところがやや難か。悪口を言い、毒を吐く際の佐高の切れ味が無い。しかしながら、慶應出身者ながら敢えて火中の栗に手を出す佐高の心意気を買いたい。平山洋の『福澤諭吉の真実』の傍証にはなり得る一冊と読んだ。
やはり佐高は、経済人の観察者の経験を活かした清水一行の文庫本の解説執筆が良く似合う。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4046213876/ref=cm_cr_mts_prod_img
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/data/fusokukei/data_fusokukei_kiji.php?no=1354
フクザワユキチデンセツ
福沢諭吉伝説
佐高 信【著】
角川学芸出版 角川グループパブリッシング〔発売〕 (2008/10/20 出版)
310p / 19cm / B6判
ISBN: 9784046213877
NDC分類: 289.1
価格: ¥1,785 (税込)
詳細
慶応義塾大学を創立、『時事新報』を創始し、日本の国際化に献身した福沢諭吉―。
近代日本を築いた“明治の俊傑”の実像を探ると共に、朝鮮独立に対する熱い友誼が明らかにする、脱亜論の“真実”を読み解く。
第1章 故郷、中津でのシーソーゲーム
第2章 又従弟、増田宋太郎
第3章 福沢諭吉と増田宋太郎の交錯
第4章 中江兆民と福沢諭吉
第5章 洋学紳士、馬場辰猪
第6章 北里柴三郎を助ける
第7章 適塾の青春
第8章 福沢精神の体現者、松永安左衛門
第9章 福沢に批判的だった池田成彬
第10章 福沢門下の三人の“神様”
第11章 「脱亜論」と金玉均
著者紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県酒田市生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。高校教員、経済誌編集長を経て、現在、ノンフィクション作家、評論家として活躍中。「憲法行脚の会」呼びかけ人の一人。『週刊金曜日』発行人・編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)