歯科技工管理学研究

歯科技工管理学研究ブログ
歯科技工士・岩澤 毅

104 衆 予算委員会 03 1986/02/05 浜田幸一

1986年02月05日 | 国会議事録
104 衆 予算委員会 03 1986/02/05
  
○浜田(幸)委員 最後に、厚生大臣。
 これは陳情なんですけれども、医療行政の中で、例えば医師会、歯科医師会、みんな完全なんですけれども、歯科医師会の中で技工士会というのがあるのですよ。この技工士会の方々の技工立技術料ですか、この問題を何とか取り上げてやっていただきたい。
 というのはどういうことかというと、その問題は歯科医師会との間だけでやりますから、どうしてもそこを抑えられますと、粗雑なものが子供たちの歯の中に入っていってしまいます。これは意見だけ、お願いだけをしておきますが、ひとつ実現をしていただきたいと思いますが、御回答をください。
○今井国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。
 先生、十分御案内のように、この歯科技工士の技工料の問題については大きな問題があることを私もよく存じております。そこで、ただいま中医協でもこの問題をいろいろ詰めておりますので、御意見を十分踏まえまして、ひとつしっかりと頑張ってまいりたいと思っております。
○浜田(幸)委員 これはもうやはり努力して、泣いている者がいますから、厚生大臣、ひとつこれはぜひ聞き届けてやってください。お願いします。
102 衆 社会労働委員会 26 1985/06/20   塩田晋  診療報酬改定 技工料金の明示 養成機関の定員
○塩田委員 次に、歯科技工の関係でございますが、これにつきましても、日本歯科技工士会からのかねてからの要望でございます技工料の明示といったこともありますが、これは歯科医師会との関係もあろうかと思います。こういったところは普及度合いの問題もありますが、できるだけ当事者間で、厚生省はもちろん当事者としまして入って話し合いをよく進めていただいて、ひとつ多年の懸案をできるだけうまく調整をし、要望が実現できるようにということを思うのでございますが、この点、いかがでございますか。
○幸田政府委員 歯科技工料の問題につきましては、歯科医師みずからが行う場合あるいは病院、診療所の中で歯科技工士が行う場合あるいは歯科技工所といたしまして外注をいたします場合とか、いろいろなケースがございますけれども、いずれにいたしましても、歯科医師会と歯科技工士会が十分に話し合いをいたしまして、その上で適正なものを設定をしていくということが必要なわけでございます。私どももそういった方向に沿いまして関係者間の話し合いを進めてまいりたい、こういうことで努力をいたしているところでございます。
○塩田委員 ぜひとも関係者で話を進めていただきまして、適正な状況が料金の上でも行われますように、これはいろいろな条件があろうと思いますが、やはり歯科技工士さんの委託の関係とか、あるいは自分で独立してやっておられる場合と
か、あるいは外注といいますか委託技工といった形と、いろいろございますから、そういったものの状況の推移を刻々御勘案いただいて関係者で十分にひとつ話し合いを進めていただくということで、よろしく対処をしていただきたいということをお願いしておきます。
102 参 予算委員会 15 1985/03/27   安恒良一  診療報酬表での技工料金を別掲し、適正に評価すべき ポーセレン冠・金属床の保険適用
○安恒良一君 次に、お年寄りの問題としてちょっと歯科の問題について一、二点大臣に触れたいんですが、お年寄りは非常に歯が傷む、そういうことで歯科問題に非常に関心を持っていますが、歯科における歯科技工士の重要性を認識して、診療報酬の点数表において技工料金を別掲し、適正に評価すべきでないかと思いますが、こういう点についてどう考えますか。
○ 国務大臣(増岡博之君) 技工士につきましては、その仕事がいろいろございまして、歯科医師がみずから行う場合、あるいは病院、診療所において技工士が行う場合、あるいは歯科技工所、いわゆる技工士の作業所において技工士がみずから行う場合等がございますので、その技工料をどういうふうに評価するかということが技術的に検討を要する問題であり、現在中医協で継続審議になっておるわけでございます。その審議が進むよう努力をいたしたいと思いますけれども、しかしこの問題の解決につきましては、やはり歯科医師会と歯科技工士会とがまずみずからよく御相談いただくことが必要であると思いますので、私といたしましてもできるだけの努力はいたしたいと思っております。

最新の画像もっと見る