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歯科技工士・岩澤 毅

杉岡範明  2014年度 第2回日本歯科技工士連盟評議員会 会長挨拶

2014年11月15日 | 森元主税
日本歯科技工士連盟

2014年度 第2回評議員会 会長挨拶

2014年11月15日

日本歯科技工士連盟 会長 杉 岡 範 明

 評議員会にお集まりの皆様に、一言ご挨拶申し上げます。

 日技本会とともに車の両輪として、歯科技工士の懸案を解決するために設立された日本歯科技工士連盟は、政治行政に対する突破力となり、現実を動かす動力となるものです。


 国の直接の政策に歯科技工士を位置付けるものとして、資格試験制度、人事院俸給表があります。ここには、政策手当の立ち遅れた部分がありました。

 日本歯科技工士連盟は、心ある議員による「歯科技工士に関する制度推進議員連盟」という友を得て、この二つの課題に果敢に挑戦してきました。今春、30年来の懸案であった歯科技工士国家試験学説試験の統一化が、歯科技工士法改正として成立いたしました。古橋代表が率いられた前執行部の弛まぬご努力により、私の任期当初という時期に、この花が開きました。

 今執行部は、幸先の良いスタートを切らせて頂き、この議員連盟との関係を力に、更に課題に対し挑戦して参ります。

 私は、日本歯科技工士連盟活動に、keywordとして「体感」を加えたいと思います。

 連盟活動は、ややもすると古い政治のイメージが付きまとう場合もありました。必要性は理解されながら、入り口の段階で拒否されかねない古い政治のイメージを払拭したいと思います。

 議員連盟に集う方々は、どなたも若々しい感性で真摯に歯科界の諸課題に真正面から取り組んで頂いております。

 私たち歯科技技工士も、生活の基盤を作る必要な政治を、若手や女性の歯科技工士の皆さんとともに、肌で感じ手で触れながら「体感」し、私たちに必要な政治を形作るため、自らのものとして中央と地域の歯科技工士連盟の活動を進め行きたいと思います。

 そのための様々な方策を、本日はご提案したいと思います。

 日技本会では、日技新発展『7』プランの中で「総合政策審議会」が設置され、外部委員として有識者とともに日本歯科技工士連盟の役員も加わります。ここでは、歯科技工士の社会的地位の向上はもとより、歯科技工士教育の高度化、職能を活かした医療関連技工の研究、歯科技工業界の経済的地位の向上と環境整備などの問題解決に向けた手段と戦略が、練り上げられます。

 本日は、日技本会と連盟の理想的な関係を求めながら、評議員の皆様と情報を共有し、一致した方針と意志のもと歯科技工士の課題解決のため、更に踏み出すための価値ある時間としてまいりたいとお思います。宜しくお願いいたします。

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