医療者の叫び!医療資源の有効利用を!「ささえる医療に」」, 2013/4/29
By 歯職人
医療という限られた「資源」を、どのように配分するのか?消費するのか?時代精神の変化の中で、具体的な地域、具体的な人口構成を持つ地域で、医療のあるべき姿は?
本書は、夕張において「あえてブス殺しの汚名を着て」(つかこうへい)かのような、既存の諸々との格闘を繰り広げてきた村上智彦医師の体感的な医療を疲弊させている原因の分析とその処方箋である。
医療に対し過剰な期待を寄せ、或いは自己の責任を回避し医療に責任を負わせ、医療資源の適正な消費には眼を瞑り、医療現場の疲弊を加速させる患者とは呼べない患者、経営能力なく地域住民の健康に責任をもたない地方行政、頭の中に作り出した単純な善悪の構図にモノゴトを当て嵌め満足するマスコミ等々と村上医師は、戦い続ける。
夕張の姿は、既に始まっている全国各地の医療・介護・福祉をめぐる諸々の先行事例と捉えるべきものである。
タイトルの「医療にたかるな」は、村上医師の叫びである。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106105136/ref=cm_cr_mts_prod_img
イリョウニタカルナ シンチョウシンショ
新潮新書
医療にたかるな
村上 智彦【著】
新潮社 (2013/03/20 出版)
190p / 18cm
ISBN: 9784106105135
NDC分類: 498.021
価格: ¥714 (税込)
詳細
あらゆる「敵」を名指しして、例外も聖域もなく徹底的に叩く―地域医療の最前線でたたかう医師が、医療にたかる「恥知らずな人々」に宣戦布告!弱者のふりをして医療費をムダ遣いする高齢者、医療ミスを捏造するマスコミ…この国の未来を喰いものにする「甘え」と「ごまかし」の構造を容赦なく斬る。
不満だけを訴えて、自らの手で健康と安心を守ることを忘れた日本人に贈る、過激かつ愛に満ちた処方箋。
第1章 日本の医療はなぜ「高い」のか?(「医療費が高い地域」に同情するな;健康意識は「施し」からは生まれない;医療施設では人の健康は守れない;医療批判に隠された「ごまかし」)
第2章 医療を壊す「敵」の正体(夕張を破綻させた「たかり体質」;既得権益を死守する「政治」「行政」;「マスコミ」の自作自演構造;責任能力と権力欲に走る「医療者」;「市民」という名の妖怪が徘徊する)
第3章 「戦う医療」から、「ささえる医療」へ(高齢者医療は「死」を前提に組み立てよ;医療を超えた「ケア」を実践せよ;行政への「丸投げ」は卒業せよ;日本人よ、「公」になれ)
医療をムダ遣いする「恥知らずな人々」を一刀両断! 劣化した日本人に贈る、過激で愛に満ちた処方箋。
地域医療の風雲児が「恥知らずな人々」を一刀両断! 医療費をムダ遣いする高齢者、医療崩壊を捏造するマスコミ……財政破綻の夕張市に乗り込んだ医師が見た真実とは? 国の未来を喰いものにする「ごまかし」を暴く。
著者紹介
村上智彦[ムラカミトモヒコ]
1961(昭和36)年、北海道生まれ。医師。北海道薬科大学、金沢医科大学医学部卒業。2006年から、財政破綻した夕張市の医療再生に取り組む。現在、NPO法人ささえる医療研究所理事長。専門分野は地域医療、予防医学、地域包括ケア。2009年、若月賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
By 歯職人
医療という限られた「資源」を、どのように配分するのか?消費するのか?時代精神の変化の中で、具体的な地域、具体的な人口構成を持つ地域で、医療のあるべき姿は?
本書は、夕張において「あえてブス殺しの汚名を着て」(つかこうへい)かのような、既存の諸々との格闘を繰り広げてきた村上智彦医師の体感的な医療を疲弊させている原因の分析とその処方箋である。
医療に対し過剰な期待を寄せ、或いは自己の責任を回避し医療に責任を負わせ、医療資源の適正な消費には眼を瞑り、医療現場の疲弊を加速させる患者とは呼べない患者、経営能力なく地域住民の健康に責任をもたない地方行政、頭の中に作り出した単純な善悪の構図にモノゴトを当て嵌め満足するマスコミ等々と村上医師は、戦い続ける。
夕張の姿は、既に始まっている全国各地の医療・介護・福祉をめぐる諸々の先行事例と捉えるべきものである。
タイトルの「医療にたかるな」は、村上医師の叫びである。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106105136/ref=cm_cr_mts_prod_img
イリョウニタカルナ シンチョウシンショ
新潮新書
医療にたかるな
村上 智彦【著】
新潮社 (2013/03/20 出版)
190p / 18cm
ISBN: 9784106105135
NDC分類: 498.021
価格: ¥714 (税込)
詳細
あらゆる「敵」を名指しして、例外も聖域もなく徹底的に叩く―地域医療の最前線でたたかう医師が、医療にたかる「恥知らずな人々」に宣戦布告!弱者のふりをして医療費をムダ遣いする高齢者、医療ミスを捏造するマスコミ…この国の未来を喰いものにする「甘え」と「ごまかし」の構造を容赦なく斬る。
不満だけを訴えて、自らの手で健康と安心を守ることを忘れた日本人に贈る、過激かつ愛に満ちた処方箋。
第1章 日本の医療はなぜ「高い」のか?(「医療費が高い地域」に同情するな;健康意識は「施し」からは生まれない;医療施設では人の健康は守れない;医療批判に隠された「ごまかし」)
第2章 医療を壊す「敵」の正体(夕張を破綻させた「たかり体質」;既得権益を死守する「政治」「行政」;「マスコミ」の自作自演構造;責任能力と権力欲に走る「医療者」;「市民」という名の妖怪が徘徊する)
第3章 「戦う医療」から、「ささえる医療」へ(高齢者医療は「死」を前提に組み立てよ;医療を超えた「ケア」を実践せよ;行政への「丸投げ」は卒業せよ;日本人よ、「公」になれ)
医療をムダ遣いする「恥知らずな人々」を一刀両断! 劣化した日本人に贈る、過激で愛に満ちた処方箋。
地域医療の風雲児が「恥知らずな人々」を一刀両断! 医療費をムダ遣いする高齢者、医療崩壊を捏造するマスコミ……財政破綻の夕張市に乗り込んだ医師が見た真実とは? 国の未来を喰いものにする「ごまかし」を暴く。
著者紹介
村上智彦[ムラカミトモヒコ]
1961(昭和36)年、北海道生まれ。医師。北海道薬科大学、金沢医科大学医学部卒業。2006年から、財政破綻した夕張市の医療再生に取り組む。現在、NPO法人ささえる医療研究所理事長。専門分野は地域医療、予防医学、地域包括ケア。2009年、若月賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)