これしかない！社会保障改革―年金・医療・介護の難題を乗り越える！
「社会保障と税の一体改革」の三党合意の当事者の証言
投稿者 歯職人 投稿日 2017/5/23
著者の鴨下一郎氏は、１９４９年東京都足立区生まれの日本大学医学部卒の医師でもある自由民主党所属のの衆議院議員。
民主党政権下に、「社会保障と税の一体改革」の三党合意の実務者代表として合意にかかわった。
本書は、その「社会保障と税の一体改革」の三党合意の当事者の証言が一つの柱であり、もう一つの柱が鴨下氏の社会保障改革論である。
鴨下氏の社会保障改革論は、安倍政権での二度の消費増税延期を受け、「社会保障サービスを自分で選べる社会」をキーワードに論を進めている。そして、「カフェテリアプランの導入」へと導く。１９４９年東京都足立区生まれであり、医師として都心の職場で心療内科医として過ごした経緯が、鴨下氏の考え方に色濃く反映していると思われる。上品な麻生太郎といったところか。
鴨下 一郎【著】
価格 ¥1,728（本体¥1,600）
新講社（2017/05発売）
サイズ B6判／ページ数 189p／高さ 20cm
商品コード 9784860815585
NDC分類 364
内容説明
社会保障サービスを自分で選べる社会に！医療に携わる人、必読の本。
目次
第１章 持続可能な社会保障制度を築く
第２章 社会保障サービスを自分で選択できる改革
第３章 「皆保険の外」で医療の産業化をはかる
第４章 マーケットを広げ、医師のモチベーションを引き出す
第５章 医療の成長戦略と日本の「健康長寿」のブランド化
第６章 「社会のあり方」から社会保障改革を考える
第７章 幸せを享受できる「まちづくり」を進める
著者紹介
鴨下一郎［カモシタイチロウ］
１９４９年東京都足立区生まれ。日本大学医学部卒。同大学院修了。医学博士。９３年衆議院選挙で初当選。０２年、厚生労働副大臣に就任。０７年、環境大臣に就任。「社会保障と税の一体改革」の三党合意の実務者代表で合意に尽力した。衆議院選挙当選８回。日本大学医学部、藤田保健衛生大学客員教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
