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歯科技工士・岩澤 毅

誰も書けなかった国会議員の話 (新書) 川田 龍平 (著)

2009年12月19日 | amazon.co.jp・リストマニア
成長途中の頑固者・川田龍平の現在進行形, 2009/12/20

By 歯職人

 青年期に薬害エイズ被害者として実名で登場することを決意し、様々な運動圏の支援と「引き回し」の渦中で成長を続け、現在は参議院議員を務める川田龍平氏の最新報告である。
 決して完全無欠でもなく、「脇が甘い」との指摘も可能な人間・川田龍平が国会の中で何を見て、何を考えているのか?本書では、肩の力を抜いた筆遣いで描写される。
 議事堂の中の人間模様と様々なルールも「国権の最高機関」であれば、国民として知っておく必要がある。
 議席を「運動圏」の資産として更に利活用可能な象徴として捉える勢力と、人として議員を生きる者の軋轢も垣間見える。
 今後も、川田氏の日々の選択が「支援者」の評価の対象となるであろうが、頑固者を貫いて欲しい。

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PHP新書
誰も書けなかった国会議員の話

川田 龍平【著】
PHP研究所 (2010/01/05 出版)

206p / 17cm
ISBN: 9784569774794
NDC分類: 314.18


価格: ¥756 (税込)

詳細
十九歳のとき、薬害エイズ訴訟の原告として注目を浴びた青年は、いま国会議員として何を目指しているのか。
十五年前に感じた政治不信の根源を絶つべく、永田町に身を置き奔走する日々を率直に書き綴る。
なぜ国は動かないのか。
市民のいのちや暮らしを守るための法律成立を阻むものの正体とは―。
少数派の声に耳を傾け、与党・民主党にも迎合しない姿勢を貫く。
さらに、国会食堂や無料パス、給料のウソ・ホントなど、議員ムラ永田町の内輪話も興味深い。
政治家と有権者の距離がぐっと近くなる好著。


第1章 ビックリ!国会の内側
第2章 議員ムラ永田町
第3章 なぜボクは国会議員になったのか
第4章 無所属議員vs政党議員
第5章 永田町のルール
第6章 ボクの夢はいのちが最優先される社会


著者紹介
川田龍平[カワダリュウヘイ]
参議院議員、東京HIV訴訟原告。元松本大学非常勤講師。1976年東京都小平市生まれ。生後6カ月で血友病と診断され、治療のための輸入血液製剤投与によりHIV感染。93年、「薬害エイズ事件」の国と製薬会社の責任を問う東京HIV訴訟の原告に加わり、95年実名を公表。96年に実質原告勝訴の形で和解したが、それ以後も薬害エイズの真相と責任を追及し続ける。98年東京経済大学を休学し、ドイツのケルンに留学。その後、衆議院議員となった母・川田悦子の秘書を経て、07年の参議院選挙に無所属で立候補し当選。現在、環境委員会に所属。「いのちを最優先にする社会」を実現するため、医療の教育問題に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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