ビーバップ・ハイスクール３

「ケンカと野球は日本一」

と言われたバンカラな高校が沿線沿いにありました。

ビーバップ・ハイスクールに出てくる
戸塚水産高校のように別格扱いで
あの制服を見ただけで
皆ビビっていました。

何度か我が高校も揉めて
朝、最寄駅に到着すると

ズラリと恐ろしい顔をした
彼らが並んでいて

昨日揉めた人物を
待ちかまえていました

噂で聞いた話し（都市伝説？）では
○○部の後輩がカブトムシを食わされた等、

「それはないやろ～」
というような話をたくさん聞きました。

ある日のことですが
実際に電車で出会った時に

僕はすかさず、座席で下を向き
寝たふりをしていました。

すると、彼らが吊り革に捕まりながら
立ち話をしていました。

聞くとはなしに聞いていると

「昨日な、駅降りたら自転車乗ってる奴を見つけて
北海道まで乗せていけ言うたってん」

と、ムチャクチャなことを言っていました。

すると、そのツレが

「アホか、そこは行けそうで行かれへん距離にするんがポイントなんや
まーアマ（尼崎の略）ぐらい言うたらビビリよるんや、
ハッハッハ～」と言っていました。

彼らの日常が伺い知れるエピソードを披露してくれたのでした。

彼らが電車に乗ってきたために
「キジも鳴かずば撃たれまい」

の格言に習い寝たふりをしていて
彼らが電車から降りずに目の前にいたために

終点まで行ってしまう生徒もたくさんいました。

今は、校名も制服も場所も変わりましたが
恐ろしい学校でした。

ちなみに、この学校の映画化もされていたので
知っている人もいるかもしれませんが・・・

こんなバンカラな学校今は中々ないでしょうねえ～

ビーバップ・ハイスクール２

僕らが学生の頃、
ヤンチャでオモロイ奴が
人気がある時代でした。

そんな昭和な時代に大阪で

「喧嘩と野球は日本一」

と言われたバンカラな高校を紹介します。

当時、中学でヤンチャでならしたか
野球等スポーツで全国大会に行きたい人が
入る高校でした。

髪型はパンチか坊主です。
メッチャわかりやすいのです
スポーツ校ですから
ガタイMAXなんです。

僕が使う電車の沿線にも彼らが乗ってくるのです。

両手をポケットに入れ肩を揺らし
まさに肩で風をきって歩くのです

電車で彼らに遭遇すると
素早く寝たふりか下を向くのです。

目を合わせると猛獣のような目で
メンチを切ってきます。

彼らと目を合わせてはいけないと
下を向いた生徒に対し

な・な・なんと・・・・

彼らは床と相手の顔の間にすばやく
身体を潜り込ませて
上向きにメンチを切り

「おまえ、誰にメンチ切ってんねん」

とスゴんできたそうです

これが、かの有名な
「サブマリン・メンチ切り」

でした。

冗談のようなホントの話しです

次回、そんな恐ろしい
彼らのエピソードいくつか紹介します。
お楽しみに

ビーバップ・ハイスクール

前回の
「バトル柔道」でわかるように、
先生のノリも昭和というテイストでした。

当時は、ヤンチャな生徒も多く
リーゼントやパンチパーマっぽい頭もたくさんいました。
胸ポケットには長いクシなんかが入っていたり

休み時間にはトイレで自慢の髪を
入念にとかしつけていました。

漫画や映画で
「ビーバップ・ハイスクール」

が人気を誇っていた時代でした


高校入学当初は喧嘩も多発していたり
「○○と△△はいずれぶつかるやろ～」とか
言ってました

校舎にバイク３台が乗り込んできて

イカツイ教師軍団に校門を閉められ
追い掛けられ
運動場をバイクが逃げ回り

最後はバイクを乗り捨て
フェンスを乗り越えようとして捕まり
運動場のど真ん中で正座をさせられ説教している姿を

授業中にこの映画ではない迫力満載のシーンを
かぶりつきで窓から眺めていたこともありました

なかなか退屈しない学生時代でした

校則違反のパーマやタバコ、喧嘩は停学（当時、停学者は坊主頭）で
ある生徒がパンチパーマにして停学が決まると

「坊主にするなら学校辞めるわ」と

本当に学校を辞めたそうです
「学校とパンチパーマを秤にかけてパンチが勝つって？」

「どれだけ、パンチ命やねん」

と、みんなが言っていて
意味がわからないこともたくさんありました。

その他、上りと下りのホームでメンチの切り合いになり
線路を降りて相手を殴りに行った強者も・・・

まーいろいろあった時代でした。

そんな時代に大阪でヤンチャと言えば
ここは外せない高校を次回紹介したいと思います。
ご期待下さい

バトル柔道２

プロレスで「バトルロイヤル」というのを
ご存知ですか？

レスラーがリングに１０人ぐらい入って
みんなで戦うのですが

その柔道番が「バトル柔道」です
先生は「これで、優勝したら平常点１０点やろう」と、僕らをあおります

先生の「さあ戦え！！」という言葉で開始です。

隣の人間といきなり組み合い乱戦になっています。

僕は地道に隣の人間を投げていきました
次第に２組対３組の様相を呈しています。

強そうな奴には
「あいつ強いぞ、かかれー」と
同じクラスのＫが喚きます。

すると、一斉にどっとかかるのです。

残り８人まで残ったでしょうか？
「これは、優勝できるんと違うか？」
思った瞬間、Ｋが
「アキラ、強いぞ、かかれー」と言いました。

５人ぐらいに一斉にかかられ
まるで、お神輿のように担ぎ上げられ

「俺は、神輿ちゃうぞ～」
と思いながらも場外に投げられる瞬間
「同じなら２，３人道連れにしたる」と

2人の肩を思いきり掴み引きました。
僕と、２人が場外に出されました

その後、残り３人になった際に
Ｋは横の人に「俺と組んでアイツ先に出そうぜ」

と、相変わらずセコイ作戦を立てています。

そして、
Ｋは２対１で場外に背を向ける相手を押し出す瞬間
な・なんと、共闘を頼んだ相手諸共押し出し優勝

最後までセコイ手口で優勝して
平常点１０点を獲得しました

これが、巷で噂のバトル柔道でした
チャンチャン

バトル柔道１

今日は、高校時代のバトル柔道について話します。
これは高校入学すぐの柔道の時間の話です。

１回目の授業で７対７の相撲勝負があり
僕も選ばれました。

身体の大きい相手を柔道の帯を持って
上手投げで豪快に投げ飛ばし

先生から柔道部にスカウトされましたが、
丁重に断りました

２回目の授業で担当の海坊主のような
柔道の先生から

「今日はバトル柔道をするぞ！！」

と言われました。

「何のこっちゃ？」と思いましたが

その恐ろしいネーミングに不安を覚えましたが
先生が言うには
我々２、３組男子全員（約４０人）が
柔道の四角い線の中に入り

柔道の技で戦うのです。

・場外に出されても負け
・背中やお尻が畳についても負け
・複数対１でも可

と、かなり無茶苦茶な内容です。

さあ～一体どうなってしまうのか～～

続きは次回へ