リアルな人型ロボット「Android Robo-C」の大量生産を開始
リアルな人型ロボット「Android Robo-C」の大量生産を開始
fabcross for エンジニア編集部
ロシアの自律型サービスロボットメーカーのPromobotが、まるで人間のようにみえる人型ロボット「Android Robo-C」の大量生産を開始した。顔面は誰にでも似せることができ、同社はこれを世界初の人型アンドロイドだと主張している。
Android Robo-Cは、人間の形をしたロボットだ。顔面をコピーし、目、眉、唇などの「表情筋」を動かすことができる。また会話も、質問に答えることもできる。同社によると、600以上の表情がデザイン可能で、人工皮膚も独自のものだ。
さらに、特定の人の話し方に基づいた言語モデルも構築できる。Android Robo-Cは、モデルとなった人がよく使う表現を分析し、それを模倣したコミュニケーションが可能だとしている。
同社は、人型ロボットが人間と機械の交流における壁を取り除き、郵便局や銀行、地方自治体の施設などで、従業員をロボットに換えることができると考えている。
同社は今回のAndroid Robo-Cの発売によって、サービス、教育、エンターテイメントにおける巨大な市場を開くとしている。すでにいくつかの個人的な注文を受けており、カスタマーサービス用のロボットの購入に関心のある企業とも交渉中という。コンパニオンやパーソナルアシスタントとして、スマートホームシステムを制御する個人用途向けロボットの製造も計画しているとのことだ。
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