TBS「クレイジージャーニー」、不適切な演出で休止 事前に準備した生物を捕獲と放送
TBSは11日、同局で放送中の人気バラエティー「クレイジージャーニー」(水曜後11・56)で、不適切な演出があったことを発表し、謝罪。調査が完了するまで休止と発表された。11日には「日本最速のパイロットが世界王者奪還を目指し決戦!エアレース最終ラウンドに緊急密着!」が放送される予定だったが、「ノーサイド・ゲーム3日後最終回SP」に変更された。
公式サイトによると「8月14日放送の『クレイジージャーニー』2時間スペシャルと、その日の深夜のレギュラー枠で、爬虫類ハンターがメキシコに生息する珍しい生物を探し捕獲する旅に同行取材する企画を放送しました。放送で紹介した生物は6種類ですが、このうち4種類は、番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し、ロケの前に準備していた生物を使って撮影していたことが放送後の調査でわかりました」とし「準備していたものを、あたかもその場で発見したかのように描いた今回の手法については、事実に依拠した番組で事実を歪めたことになり、あってはならないものと考えています。視聴者の皆様、当企画にご出演いただいた加藤英明さん、また、番組にご出演いただいた方々および関係者の方々に深くお詫び申し上げます」と謝罪。「今回の事態を私どもは重く受け止め、当番組は調査が完了するまで休止します」と発表した。
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