一笑一杯

人生は勝ったり負けたり。焦らず楽しい人生送りましょう。

命日

2018-08-16 22:34:22 | 日記
母が他界してから丸2年経った。いまだにその実感が湧かない。
後にも先にも一度だけ思いっきり頬っぺたに平手打ちを食らったことがあった。高校1年の秋だった。原付免許をとった僕は嬉しくてしょうがない。なにせ今まで自動で自分自身が動かせる乗り物に乗った事が無いのだ。そのまま日本の果てまで(笑)も行けるのだ。
母親のいわゆるカーブを夜な夜な乗り回して遂に一時停止しなくてはいけない十字路で検問の警察官に捕まった。しかも夜中だ。当然切符(青)を切られお金を納付しなくてはいけない。翌日
「カクカクシカジカで捕まり、ヨロシク....」
言い終わらないうちに平手打ちが飛んで来た。一瞬何が起こったか分からない。と同時にこちらも叩き返す準備。しかし、それだけは流石に出来なかった。


(あくまでもイメージです)

あと母親との想い出と言えば親父と喧嘩して家を出て行く時だ。私が小1の夏休みの頃、母親の実家まで片道5キロはあるだろうが母が農道を歩き出し、歩きたくない僕を無理やり手を繋いでいく事に。驚いたのは道中、「ヘビ」が何匹も何匹も道端にいるところをかき分け歩いたことは忘れない。もう引き返す訳にもいかずまったくもって子供心にも恐ろしい出来事だった。その後仲直りしたのか否か離婚はしなかったのだから元の鞘に収まったのであろう。
大抵喧嘩の内容は分かっている。親父が朝起きが悪い事だ。農作業の為起きなきゃいけないのに母親に負担かけてばかりだからだ。しかしそれも年齢とともに早起きになりいつのまにか夫婦喧嘩は無くなった。犬も食わない。そういうもんなんですね。