不覚にも、読み終える頃には胸がいっぱいになっていた。
時代物でこんなに切なくなったのは初めてでした。
あまりにも風のように吹き抜け、人の生きる思う処とはを考えさせられた。
1人の男に翻弄され続けた人々は、それでも懸命に自分の道を定め進む。
はかないけれど、それでもそこにある事実を受け止め生き続ける姿に、オイラは張り裂けそうになった。
谷津矢車先生の作品【蔦屋】を読ませていただきました。
前作【洛中洛外画狂伝】でもそうだったけれど、なお一層読み手を裏切る手法に磨きがかかっているのでは、と思う。
読み手を裏切ると書いたけれど、それはとても飄々としていて、清々しささえ感じるほどwww
江戸時代当時の、本屋と松平定信との戦いーー
最近騒がれている、脅かされる表現の自由を思い起こされます。
それを意図されての事なのかどうかは、この際どうでも良くて、どの時代にもありうる事態がそこに描かれていました。
余談ですが、作中に出て来る【喜多川歌麿】が、オイラの頭の中では【水谷豊】さんだったことを付け加えておきたいwww
たまたま以前にテレビでやっていた【騙しゑ歌麿】というスペシャルドラマで演じていたのが水谷さんだったので。
話はそれましたが、日頃オイラが【生きた証を残したい】ていうのは、しょこたんに影響されてのもの。
でも実際、オイラが生きた証ていうのを残したいのは本気で。
ま、数年経てば消えて行くだろうし、ただの自己満足でしかないけれど、少しでもオイラが創った物っていうのを残したいなと思っている。
それを、【蔦屋】を読んで改めて思った。
だって、「そっちの方がおもしろいからに決まっているでしょう」
そんな風に笑い飛ばしながら生きることが出来たら、格好良いと思います。
時代物でこんなに切なくなったのは初めてでした。
あまりにも風のように吹き抜け、人の生きる思う処とはを考えさせられた。
1人の男に翻弄され続けた人々は、それでも懸命に自分の道を定め進む。
はかないけれど、それでもそこにある事実を受け止め生き続ける姿に、オイラは張り裂けそうになった。
谷津矢車先生の作品【蔦屋】を読ませていただきました。
前作【洛中洛外画狂伝】でもそうだったけれど、なお一層読み手を裏切る手法に磨きがかかっているのでは、と思う。
読み手を裏切ると書いたけれど、それはとても飄々としていて、清々しささえ感じるほどwww
江戸時代当時の、本屋と松平定信との戦いーー
最近騒がれている、脅かされる表現の自由を思い起こされます。
それを意図されての事なのかどうかは、この際どうでも良くて、どの時代にもありうる事態がそこに描かれていました。
余談ですが、作中に出て来る【喜多川歌麿】が、オイラの頭の中では【水谷豊】さんだったことを付け加えておきたいwww
たまたま以前にテレビでやっていた【騙しゑ歌麿】というスペシャルドラマで演じていたのが水谷さんだったので。
話はそれましたが、日頃オイラが【生きた証を残したい】ていうのは、しょこたんに影響されてのもの。
でも実際、オイラが生きた証ていうのを残したいのは本気で。
ま、数年経てば消えて行くだろうし、ただの自己満足でしかないけれど、少しでもオイラが創った物っていうのを残したいなと思っている。
それを、【蔦屋】を読んで改めて思った。
だって、「そっちの方がおもしろいからに決まっているでしょう」
そんな風に笑い飛ばしながら生きることが出来たら、格好良いと思います。