あまねこブログ

守護天使のメッセージを降ろし、お手紙でお届けします✽あまねこ占✼心里遇ころりの見えない世界スピリチュアルな日常ブログ

光の射すほうへ⑬

2024-07-06 07:57:00 | 見えない世界
自己紹介は「ごあいさつ」
の記事に書いております。
ご一読の上お読みいただけますと
お話しが解りやすいと思います。
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子どもの頃の話を書くにあたり
「虐待」というキーワードは
避けて通れません。
このテーマが苦手な読者様には、
この辺りから数話は読まずに
飛ばしてくださることを
おススメいたします。

そう前置きさせていただいた上で、
続きを書いていきます。
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引き続き、心の暗闇の中で
私の成長に大きく寄与した出来事と
その中で一筋の光を感じた出来事を
幾つか拾って書いてみる。

前回のお話で書いた
シロツメクサの丘で出会った
見たことのないお姉さんは
どこの家の子だったのろう?
また会えるのではないか
期待して、
シロツメクサの丘に
何度か行ったのだが
その後、一度も
見かけたことがなかった。

また独りになった。
おしえてもらったように
端を留めて、丸く冠を作り
シロツメクサを編んだ


子どもの頃、体が弱かったのか
暑い季節に決まって夏風邪をひき
毎年、夏休みに寝込んでいた。

具合が悪いときは「痛み」は
訪れ無かった。
父は、とても心配して私に
何が食べたいかと聞いてくる。
私は決まって「桃」と言った。
父は決まって桃の缶詰を買ってきた。

熱っぽいカラダに
缶詰の桃の冷たさが広がり
熱を絡め取って行ってくれた。
流石に「この人」も人の子だ。
平穏な時間が流れた。

しかし、熱で魘されてる間
悪い夢をちょくちょく見た。

よく「この人」は家事をしながら
様々な言い掛かりを付けては
私を何時間も立たせて
延々と私の悪いところ探しをした。
そして如何に私の根性が悪いか
証明するための説を滾々と述べた。

それは私の容姿から言葉の使い方、
話し方、イントネーション
考え方、思考ぐせまで
ありとあらゆることが対象で、
私という個体を丸ごと
存在全てを否定しなければ
ならないようだった。
ある意味「この人」のストレスの
捌け口にされていたのだ。
小学校高学年の頃には、
そういうことだと頭に気づいていた。

特に父の長期出張には
これが続いた。

放っておけば
1日中でも一晩中でも続いた。
途中、お風呂や食事で
「この人」の姿が消えると
私は疲労で「もういいだろう」
と判断して部屋に戻って横になり
寝落ちたりしたが、そうすると
忽ち追いかけて来て、
「誰が動いて良いと言った!」
「まだ終わってない!」
と布団から引き摺り出されて
再び同じ場所に立たされた。
そこからがまた、長い地獄だった。

気を逆なでしてしまったら、
益々荒れた言葉を浴びせられ
「おい馬鹿」「お前は馬鹿か」
「馬鹿」「返事しろ馬鹿」
何を言われても「はい」と
返事をしなければならない。
返事をしないとまた酷い。
こんなスパイラルに入ると
もう誰にも止められない。

夜中は眠気と疲労で
体力的にキツかった。
夜中、だんだんと気が遠くなり
私に向けて滾々と話し続ける
その声が小さく遠くなって
倒れたことがあった。

この時浴びせられた
「おい馬鹿」…的な時間が
具合の悪いときによく、
悪い夢となって出てくるのだ。

成人して一人暮らしをしてからも
時々、体調を崩して寝込むと
この悪い夢に魘されていた。

当に悪夢だった。