渥美清が主演した昔のテレビドラマ
「泣いてたまるか」
さすがの私もどんな内容だったかまでは覚えていない。
でも、渥美清が歌う哀愁を帯びた主題歌は記憶の底にある。
♪空が泣いたら雨になる
山が泣くときゃ水が出る
俺が泣いても何にもでない
・・・・・・
泣いて、泣いてたまるかよぉ
意地がある♪
今でも思い出すと何故だがほろりとしてしまう。
話も、喜劇の中に人生の悲哀を感じさせるような
見終わってほろっとするような
そんな内容だったような気がする。
突然こんなことを思い出したのは、
最近この番組のDVDのCMがテレビで盛んに流れているからだ。
渥美清といえば寅さんシリーズという印象が強いが
どうやらこの番組がその後の寅次郎という人物の
原型を作ったらしい。
寅さん映画を撮った山田洋二監督の作品でも
「故郷」とか「家族」は私にとって印象深いものだ。
「泣いてたまるか」もこれらの映画も
高度成長期の日本で、格段おいしい思いもせず、
けれど懸命に生きた名もなき庶民のお話だ。
今より、町も住宅も貧しく汚く、物もなかった時代。
生きていくこと、生活することがもっと厳しかった時代。
みな一生懸命だった。
そんな時代のお話だ。
それほど幸せだとは実感していなかったあの時代を
懐かしむ心理とは一体何だろう。
単なる年寄りの懐古趣味か。
それとも、豊かなになった今の時代にはなくて、
貧しかったあの頃の日本にあったものを探しているのか。
「泣いてたまるか」
さすがの私もどんな内容だったかまでは覚えていない。
でも、渥美清が歌う哀愁を帯びた主題歌は記憶の底にある。
♪空が泣いたら雨になる
山が泣くときゃ水が出る
俺が泣いても何にもでない
・・・・・・
泣いて、泣いてたまるかよぉ
意地がある♪
今でも思い出すと何故だがほろりとしてしまう。
話も、喜劇の中に人生の悲哀を感じさせるような
見終わってほろっとするような
そんな内容だったような気がする。
突然こんなことを思い出したのは、
最近この番組のDVDのCMがテレビで盛んに流れているからだ。
渥美清といえば寅さんシリーズという印象が強いが
どうやらこの番組がその後の寅次郎という人物の
原型を作ったらしい。
寅さん映画を撮った山田洋二監督の作品でも
「故郷」とか「家族」は私にとって印象深いものだ。
「泣いてたまるか」もこれらの映画も
高度成長期の日本で、格段おいしい思いもせず、
けれど懸命に生きた名もなき庶民のお話だ。
今より、町も住宅も貧しく汚く、物もなかった時代。
生きていくこと、生活することがもっと厳しかった時代。
みな一生懸命だった。
そんな時代のお話だ。
それほど幸せだとは実感していなかったあの時代を
懐かしむ心理とは一体何だろう。
単なる年寄りの懐古趣味か。
それとも、豊かなになった今の時代にはなくて、
貧しかったあの頃の日本にあったものを探しているのか。
ネットで検索したら、今さかんにテレビで宣伝している会社以外にもこの番組のDVDを販売している会社があり、思わぬ人気にちょっと驚きました。
渥美清さんって不思議な雰囲気の役者さんでしたよね。喜劇役者だったけれど、寂しそうで。
そうそう、「男はつらいよ」も最初はテレビのシリーズだったのですよね。勿論、私にも記憶はありませんが。
その時見た映画が寅さんとブルースリーの映画でした。
当時私の田舎では映画は中央で封切られた後
しばらくしてから2本立てで上映されたもんです。
古い映画って人の暮らしの匂いがするよね。
私が子供の頃ってご飯の炊ける匂いや飴工場の匂いやら
草の匂いやら線香の匂いやら、いろいろな匂いがあったよ。
なんだかバナナと白桃缶が食べたくなりました
夕暮れ時にあちこちの家の煙突から煙が出始めてあのいい匂いがしてくると、何故だか胸がきゅんとなったよ。
夕暮れの寂しさと家庭の温もりの入り混じった不思議な時間だったなぁ。
かめちゃんが言うように、昔の映画やテレビの映像には、あの匂いと感覚があると思うよ。