先日若狭の熊川城へ行ってきました。熊川城の城下町というか、街道の宿場町がとても風情があったので攻城後町並みを散策してみました。
この日は連休明けの飛び石連休という事もあってか、観光客の姿はまばらでしたが、そのぶんゆっくりと楽しむことができました。
感じとしては、岐阜県の「岩村城」 とその城下町である「岩村城城下町」の雰囲気に似ているな~と思いました。岩村城城下町の記事は→こちら
【鯖街道】
小浜から熊川を通り、保坂・朽木・大原・京都へ続く街道。
古代、若狭は朝廷に食料を献上する御食国(みけつくに)のひとつでした。日本海で採れた魚や貝が遠路はるばる京都へ運ばれ、何時の頃からか「京は遠くても十八里」と言われるようにもなり、特に18世紀後半からたくさんの鯖が若狭の海で陸揚げされ、「鯖街道」と称されるようになったのです。与謝蕪村も鯖を背負い都に入る若狭の人々が目にとまったのか「夏山や 通ひなれたる 若狭人」と詠んでいます。
【熊川宿の誕生】
秀吉に重用され若狭の領主となった浅野長政は、天正17年(1589)に熊川が交通と軍事において重要な場所であることから、諸役免除して宿場町としました。以来40戸ほどの寒村が200戸を超えるような町となりました。
以上、、、若狭町発行観光ガイドより
国道303号線から鯖街道に分岐する「熊川小学校前交差点」

登城口のある白石神社前の通り

旧辺見家
伊藤忠商事二代目社長の生家

問屋形式の町家

リノベーションしたお土産屋さんもある

河内川を挟んだ手前側の町内が一番風情があります

前川が風情を掻き立てます

観光ポスターをパクッて映え狙い
いい写真が撮れました(^^)/

宿場館
若狭鯖街道資料館(旧熊川村役場)
ここで御城印や城址縄張り図などがもらえる

河内川を境にここから先は上ノ町(かみんちょ)となります

上ノ町(かみんちょ)町並み

大岩(子守岩)

熊川番所
若狭と近江の国境に位置し、統制と物資への課税が行われていました

めっちゃリアル(;^ω^)
思わず話しかけたくなります

番所券売所のおばちゃんと記念写真
こちらでも御城印が用意されています

道の駅「若狭熊川宿」
広い駐車場と展望デッキ付き
販売施設や休憩所があり、ケータリングトラックが色んなファストフードを提供しています
ここで鯖街道は国道303号線と再び合流します

三連続組み絵自販機
マッピングがすばらしい(^^♪

まとめ

熊川宿ではおみやげ屋さんのほか、特産の鯖寿司や葛スイーツ、おろしそばが食べられるお店などがあります。また一日数組限定の宿泊体験ができるお宿もあって、歴史や食文化にも触れ合うことができますよ。