削り終えたスプリットの開き、この後ホロー加工になる。
上から下までスパイラル状にテープで巻いて、カッターで開くが、不用意に切ったため、エッジの一部が…
フェルールのオスの部分なので、勘合させてしまえば見えなくなるのでそのまま接着。
ここはソリッドなので、接着強度も問題ない。
ブランクができたら次はフェルール製作。
肉厚は1ミリないが強度的には十分。
補強のシルクスレッドと樹脂コート、そして何よりトンキンのファイバーの強さ!
そろそろバットセクションは、スピゴットを実験的にやってみなければいけない。
接着後、大まかに整形、要はヤスリでゴシゴシ削る。
一箇所に力が集中しないように、ブランクとフェルールの段差を極力なくす。
このとき、力を加えると接着代は1ミリ未満なので、簡単に潰れてしまう。
整形用のジグを使って慎重に。
整形が終われば、パーツ取り付け、ラッピングの前に重要な作業がある。
防水塗装、何をどのように?
ヒーティング、ホロー加工、防水塗装の3つの工程はナイショの秘密。
整形が終われば、破損防止のためすぐにラッピング。
ここまで来ると、樹脂コートをしていなくてもロッドを繋いで軽く振ることは可能。
所定のアクションになったのか…
…なかなかいい感じ。
ガイドラッピングはテレビを見ながらサクサクと。
グリップとリールシート周りのパーツを仮にセットすると。
おーっ、フライロッドやん。
樹脂コートと、ウッドスペーサーの整形、最後に仕上げ塗装をすれば完成。
何となく来シーズンのメインロッドとしていけそうな予感。
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