とうとうワイズクリエイトに到着しました、かなり緊張しています。
遅いよりは良いが、少しだけ早い到着、これ以上の時間潰しはワイズビルの近所をグルグル周るしかないでしょう。
少し早いとは思いながらも入店、既に迎える準備は出来ていたみたいです、ちゃんとした会社は違いますな。
一通り挨拶を交わし、手土産を渡し、先ずはコーヒーを飲みながらの歓談。
当然ながら大判カメラを始めるきっかけを訊きますよね?
デジカメで十分な今日この頃、フィルムカメラに惹かれた一番の影響は吉野信さんから、大判カメラに対する憧れは土門拳さん、そして大判カメラをやってみようとの決断は吉野信さんの今大判カメラに夢中という記事・・・
そんなようなお話をさせて頂いたと思います。
そして木戸さんより今日お昼から吉野先生が来社されるかも知れないと、午前中だったら良いですねと・・・まさか早く来て下さいとは言えませんからねと心の声が聞こえてきた気がしました
コーヒータイムが終わり早速待望のリンホフ・マスター・テヒニカ MT3000が目の前に運ばれて来ました
木戸さんのやり方はご自分でさっさとパッケージを開けてとか開けて置いてあったりとか、そういう事をせず
客である私に1つ1つ的確に指示を出しながら、パッケージを開けさせカメラ本体を目の前に置かせるというものでした
これには本当に驚かされ、感動すら覚えました
更にご自分の愛機MT2000を持ち出し、カメラ本体の組み立て方、各部の役割や動かし方
初心者にはまだ早いでしょうではなく最初から本格的なアオリの説明もされました
勿論途中で理解出来なければその都度分かり易く説明を重ねてくれます
そして撮影の実際へ
ワイズさんの表の道路に雑誌を数冊置きパンフォーカスアオリの練習、単体露出計の使い方から撮影手順全般まで頭の中は大渋滞で交通整理に四苦八苦
向かい側のビルに縦にティルトもしてみました
そろそろ休憩にしましょうか?
再びコーヒーを戴きながら色んなお話を、そして鈴木さんからシートフィルムの装填の仕方と注意点をレクチャーされました
特に新しいホルダーは製造ゴミなどが付いている恐れがあるので念入りにブロワを掛ける・・・
フムフム
成る程・・・
続けて木戸さんより一通りの接写撮影の説明
まだ休憩してても構わないのでもう暫くしてから実際に撮影してみましょうと
と、ここで、有り得ない事が突然起こるという不思議な巡り合わせが
何と吉野信さんが突然お越しになられました
まだお昼まで1時間は有ったと思います
私が緊張しっ放しでお話も出来ずに黙りを決め込んでいたのは容易に想像がつくと思います
やはり吉野信さんも大判カメラを始める人のきっかけが気になっていたようで
木戸さんが吉野先生の影響を受けたとか、ファンだとか説明
吉野信さんは中々お信じになられないご様子で何度も木戸さんは本当に先生のファンなんですってと繰り返し仰ってました
ご謙遜?
いえいえ、違います
そういう意識すら無いのです
素晴らしいご人格
吉野信さんにあまりお話掛け出来なかったですが
ヘラジカの写真あれは凄いですね~
ん・・・好きやもん
良く撮れとるやろとは仰らない
ブロニカのシリーズで何か一番良かったですか?
私は一番最初の相棒でもあるし、ハッセルよりも丈夫なS2かシャッター速度が1/3刻みのGS1のどちらかと想像していたが
即座にSQと
SQが一番良かったと繰り返し仰った
自分の中では一番意外な答えだったので言葉に詰まってしまいました
SQと言えばブロニカ初のレンズシャッター機・・・
もう一度お会い出来たら伺ってみたい
写真家さんにとってカメラは相棒
我々にとっては道具
相棒としてのカメラとの出合いを伺うのはとても楽しい
他に兼六園の唐崎の松を撮ってみたいなど伺った
休憩終わって早速接写撮影の実践
木戸さんが、先生教えてあげて下さいよ
私生きた心地がしませんでした、緊張の緩む時無し
被写体はワイズさんの百合の花
段取り一通り説明、実際にやってみる
難しい
ピントが甘いとすぐにフォーカシングノブを触ってしまう
間髪入れず木戸さんより注意が飛ぶ
倍率が狂うから触らないようにという事だ
接写倍率も考慮し、大丈夫だと思ったらシャッターを切って良いと
ワイズさんが4×5黒白インスタントフィルムをくれた
構図とか細かい点は抜きにして練習としては上手くいったようだ
後は更にティルトアオリを考慮すると良いというアドバイス
質問有りますか?
私以前トヨビューにフジノンレンズ(共にヤフオク)でFP-100という一回り小さいインスタントフィルムで撮影してみた事があって
インスタントフィルムの使い方が分からないので10枚中8枚をただ引き抜くだけで無駄にした事があって
装填の段階からレクチャーして貰えるようにお願いした
画面は小さかったが色付きの百合の花が撮れた
装填の仕方がまさかただ入れて(勿論正しく)蓋するだけだとは思いませんでした
吉野信さんは始終にこやかに見守ってくれました
絶対に出しゃばらない
私の風貌でもって何にも言えないのですが、もうリタイアしたんですかと
一体私は幾つに見えたんでしょう?
定年を期に何か始める方が多いのでしょうかね?
そして12時少し回った頃お別れの時がやってきました
皆さんにお礼を述べワイズビルを出ました
木戸さんに吉野信さんとの記念写真を撮って頂き
吉野信さんにはサインを戴きました
MT2000&クラシックの取り扱い説明書です
吉野信さん何度も本当にここで良いのかと・・・
遅いよりは良いが、少しだけ早い到着、これ以上の時間潰しはワイズビルの近所をグルグル周るしかないでしょう。
少し早いとは思いながらも入店、既に迎える準備は出来ていたみたいです、ちゃんとした会社は違いますな。
一通り挨拶を交わし、手土産を渡し、先ずはコーヒーを飲みながらの歓談。
当然ながら大判カメラを始めるきっかけを訊きますよね?
デジカメで十分な今日この頃、フィルムカメラに惹かれた一番の影響は吉野信さんから、大判カメラに対する憧れは土門拳さん、そして大判カメラをやってみようとの決断は吉野信さんの今大判カメラに夢中という記事・・・
そんなようなお話をさせて頂いたと思います。
そして木戸さんより今日お昼から吉野先生が来社されるかも知れないと、午前中だったら良いですねと・・・まさか早く来て下さいとは言えませんからねと心の声が聞こえてきた気がしました
コーヒータイムが終わり早速待望のリンホフ・マスター・テヒニカ MT3000が目の前に運ばれて来ました
木戸さんのやり方はご自分でさっさとパッケージを開けてとか開けて置いてあったりとか、そういう事をせず
客である私に1つ1つ的確に指示を出しながら、パッケージを開けさせカメラ本体を目の前に置かせるというものでした
これには本当に驚かされ、感動すら覚えました
更にご自分の愛機MT2000を持ち出し、カメラ本体の組み立て方、各部の役割や動かし方
初心者にはまだ早いでしょうではなく最初から本格的なアオリの説明もされました
勿論途中で理解出来なければその都度分かり易く説明を重ねてくれます
そして撮影の実際へ
ワイズさんの表の道路に雑誌を数冊置きパンフォーカスアオリの練習、単体露出計の使い方から撮影手順全般まで頭の中は大渋滞で交通整理に四苦八苦
向かい側のビルに縦にティルトもしてみました
そろそろ休憩にしましょうか?
再びコーヒーを戴きながら色んなお話を、そして鈴木さんからシートフィルムの装填の仕方と注意点をレクチャーされました
特に新しいホルダーは製造ゴミなどが付いている恐れがあるので念入りにブロワを掛ける・・・
フムフム
成る程・・・
続けて木戸さんより一通りの接写撮影の説明
まだ休憩してても構わないのでもう暫くしてから実際に撮影してみましょうと
と、ここで、有り得ない事が突然起こるという不思議な巡り合わせが
何と吉野信さんが突然お越しになられました
まだお昼まで1時間は有ったと思います
私が緊張しっ放しでお話も出来ずに黙りを決め込んでいたのは容易に想像がつくと思います
やはり吉野信さんも大判カメラを始める人のきっかけが気になっていたようで
木戸さんが吉野先生の影響を受けたとか、ファンだとか説明
吉野信さんは中々お信じになられないご様子で何度も木戸さんは本当に先生のファンなんですってと繰り返し仰ってました
ご謙遜?
いえいえ、違います
そういう意識すら無いのです
素晴らしいご人格
吉野信さんにあまりお話掛け出来なかったですが
ヘラジカの写真あれは凄いですね~
ん・・・好きやもん
良く撮れとるやろとは仰らない
ブロニカのシリーズで何か一番良かったですか?
私は一番最初の相棒でもあるし、ハッセルよりも丈夫なS2かシャッター速度が1/3刻みのGS1のどちらかと想像していたが
即座にSQと
SQが一番良かったと繰り返し仰った
自分の中では一番意外な答えだったので言葉に詰まってしまいました
SQと言えばブロニカ初のレンズシャッター機・・・
もう一度お会い出来たら伺ってみたい
写真家さんにとってカメラは相棒
我々にとっては道具
相棒としてのカメラとの出合いを伺うのはとても楽しい
他に兼六園の唐崎の松を撮ってみたいなど伺った
休憩終わって早速接写撮影の実践
木戸さんが、先生教えてあげて下さいよ
私生きた心地がしませんでした、緊張の緩む時無し
被写体はワイズさんの百合の花
段取り一通り説明、実際にやってみる
難しい
ピントが甘いとすぐにフォーカシングノブを触ってしまう
間髪入れず木戸さんより注意が飛ぶ
倍率が狂うから触らないようにという事だ
接写倍率も考慮し、大丈夫だと思ったらシャッターを切って良いと
ワイズさんが4×5黒白インスタントフィルムをくれた
構図とか細かい点は抜きにして練習としては上手くいったようだ
後は更にティルトアオリを考慮すると良いというアドバイス
質問有りますか?
私以前トヨビューにフジノンレンズ(共にヤフオク)でFP-100という一回り小さいインスタントフィルムで撮影してみた事があって
インスタントフィルムの使い方が分からないので10枚中8枚をただ引き抜くだけで無駄にした事があって
装填の段階からレクチャーして貰えるようにお願いした
画面は小さかったが色付きの百合の花が撮れた
装填の仕方がまさかただ入れて(勿論正しく)蓋するだけだとは思いませんでした
吉野信さんは始終にこやかに見守ってくれました
絶対に出しゃばらない
私の風貌でもって何にも言えないのですが、もうリタイアしたんですかと
一体私は幾つに見えたんでしょう?
定年を期に何か始める方が多いのでしょうかね?
そして12時少し回った頃お別れの時がやってきました
皆さんにお礼を述べワイズビルを出ました
木戸さんに吉野信さんとの記念写真を撮って頂き
吉野信さんにはサインを戴きました
MT2000&クラシックの取り扱い説明書です
吉野信さん何度も本当にここで良いのかと・・・