アニバーサリーANNIVERSARYの花たち

フラワースタジオ「アニバーサリー」~東京・代々木上原~ ギフト、レッスン、ウエディングの花をご紹介しています!

長寿の御祝花 <その2>

2013年03月14日 | ギフト*生花
こちらも「百歳!」の御祝にお届けした花です。
やわらかなピンク色の大輪のダリアと
丸く咲く手まりのようなエピデンドラム(ラン)などを
華やかにアレンジしました。

長寿のお祝いには前回ご紹介した数え年70歳の「古希」(こき)
の他に…

おなじみの60歳の「還暦」(かんれき)
数えで61年。満60歳(生まれた年の干支にもどることから)

77歳の「喜寿」(きじゅ)「喜」の略字の、七を3つ重ねた形から
80歳の「傘寿」(さんじゅ)「傘」の略字の、八と十を重ねた形から
88歳の「米寿」(べいじゅ)「米」の字をくずすと、八、十、八に分かれることから
90歳の「卒寿」(そつじゅ)「卒」の略字「卆」が九十と読めることから
99歳の「白寿」(はくじゅ)「百」から横線の「一」を取ると「白」になるので

皆様ご存じのように
還暦のお祝いの色は「赤」(生まれ年(赤子)に戻ることから)

前回ご紹介の「古希」「喜寿」は「紫」

「傘寿」「米寿」「卒寿」のお祝いの色は「金茶色・黄色」(中国での皇位を表す色)

「白寿」のお祝いの色は「白」

このようにそれぞれテーマ色があり、賀寿にちなんだ色が入った物を
贈る方も多いようです。

もちろん百歳以上は毎年お祝いですね!!

長寿の御祝花

2013年03月11日 | ギフト*生花
「古希」のお祝いにお届けしたお花。

3種類のミニ胡蝶蘭とユリを豪華に!アレンジしました。

古希(古稀)は数え年70歳の長寿祝い。

唐の詩人杜甫(とほ)の『人生七十古希稀なり』
という一節に由来しています。
昔は短命だったので、この年齢まで生きたことに感謝する、
という意味合いがあるそう。

古希でのお祝い色は「紫色」といわれています。
聖徳太子の時代から紫色は最上位の地位を表す色でした。
その後、紫は気品や風格を備えた色
として尊ばれるようになりました。

花の色では地味になりがちな紫ですが、
今回は、
ピンク系の赤紫をメインに、
白、そしてオレンジ色系の
市場でも切り花では数少ない
ミニ胡蝶蘭を
明るく華やかにアレンジしました。

ご長寿のお祝い花はよくご注文をいただきます。

お花が大好きな年配の方には
何よりの贈り物になることでしょう!

ご年配の方には落ち着いた色よりも、
明るい気持ちになっていただける
華やかなお花をおすすめしています。