明菜ちゃんの本、読み終わった。
正確に言うと、来生さんに関連するところは一言一句真剣に繰り返し読んで、それ以外はササっと流し読みで
とにかく各作品についても結構細かい事も書いてあって、読んでる途中で曲を聴いて確認してみたり、聴いた後でまた読んでみたり。
そんな感じだったのでなかなか読み進まなかった(笑)
この本の少し前に島田氏の選曲でリリースされたベストアルバムがあって、最初はそれを聴きながら読んでいた。
でも入ってない来生さんの作品もあるので、結局はこの新しいベストアルバムからと既存のアルバムから自分でプレイリストを作った
この「オマージュ〈讃歌〉to 中森明菜」は、明菜ちゃんのデビュー前から85年までのことが書かれているのだが、私の感想としては「スローモーション」と「セカンド・ラブ」に関する事がいちばん多く書かれているんじゃないのって思った。
もう色々「へぇ〜」な事が多くて、後でまたすぐ見つけられるように気になった箇所に付箋を貼っている。出来ればマーカーでラインを引きたいくらいだ。
その「へぇ〜」だったひとつが、「スローモーション」の情景は夕方の海だと言う事。
もっともこれは島田氏が言っている事であって、えつこさんがそう言うイメージで書いたかどうかは分からないが。
レコーディングの時、明菜ちゃんに「夕方の海に向こうからカッコいい男の子がシェパードを連れて走って来て、そして夕日が少しずつ沈んでいく…」そんな風にイメージして歌うようにさせたそうだ。
もう何度もこの曲を聴いているけど、夕方の海が思い浮かんだ事は一度もなかった。
それは来生さんバージョンでも同じ事。
あ〜そうだったんだ
この曲は、出会いとこれから始まる恋の予感を歌っているのに、最後「♪今あなたと共に〜」の後のアウトロが何故か哀しい雰囲気を感じてしまう。
今までそれがずっと「どうしてなんだろう」って思っていたんだけど、「夕方の海」の設定と言う事はあれは夕日が沈んでいく情景を表現しているのかもしれない。
この本に関してはもっと「へぇ〜」な事がたくさんあるので続く…。
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