違い

一昨日の結婚式、
名古屋市は港区金城ふ頭にある、
今どきの洒落た式場が会場であった。

車であれば市内からでも
高速走ればたいして時間もかからぬが、
公共交通機関となると唯一の鉄道
「あおなみ線」に乗る事となる。

勿論私、結婚式で飲酒をするので、
名古屋駅からこのあおなみ線に乗って
実に２５分をかけたどり着いたのである。


その日名古屋駅をお昼位であったか。
金城ふ頭へ向かう電車という事からか、
ＪＲ鉄道館へ行く家族連れも多かったが、
沿線住民の方も随分乗ってこられた。

実は以前ほんの一部区間を
仕事がらみで乗った事は有ったが、
通しで全区間乗るのは本日が初めて。

何より新幹線横のあおなみ線名古屋駅に
踏み込むのが私は初めてであったのだ。


そこで思ったことが有る。

なかなかうまく表現が出来ないが、
鉄道って、路線によって利用者の
人種が違うと言うか人の匂いが違うと言うか。

そう、

明らかに我が住まう街を行き交う
名鉄瀬戸線とは違う感じがしたのだ。

勿論あおなみ線が良い人とか、
名鉄線が悪い人とか言うのでは決してなく、
何となく「違い」を感じたのだ。


他地域でも例えば、

阪急と阪神の利用者の違いとか、
田園都市線と何とか線の違いとか・・・。

勿論そんな事ははっきりした事でなく、
見た人の偏見でしかないんでしょうけどね。





でも、人はともかく、

最終駅である金城ふ頭駅に滑り込む、
名港トリトンをくぐる辺りの絶景は
案外この地方の中では一番の景色だったり。



名古屋市の河村市長が
ここに蒸気機関車走らせるって
随分前に言って話題になっていましたよね。





大きなお金という問題は有りますが、
観光にいまいちな名古屋市においては
案外面白い話だったりしませんかね。



　写真は３年前の２月、試運転した際の
　我がバンドＭＣ君の絶妙なカメラアングル。
　勝手に使ってごめんね(^^)/