剣道

訳あって、息子今剣道部員。

中学に入学時、少しでも野球が
上手くなりたいとそれなりに考え、
今は名古屋市の、とあるクラブチームで
土日は日暮れまで汗まみれの日々。
実は５連休も５日とも野球漬けだった。

従って、中学での部活動は、
土日に大会があるような部活に入れず、
中途半端な一学期を過ごしていたのだが、
１ヶ月ほど前から縁有って剣道部入部。

もちろん剣道部も厳しく、土日は
練習や大会などに出かける事が多いが、
それは出ないという条件での入部。
中途半端かとお思いかも知れぬが、
推奨したのは父親である私であり、
中途半端にしない自信は部活の顧問にあった。

なんとその部活の顧問、
私自信が中学生の時の３年の担任！
昨年定年退職で、この日お祝いしたのだが、
現在非常勤講師として教壇に立ち、
尚且つ部活は正顧問なのである！

大会や休日練習ばかりが剣道ではない、
日々の練習こそが大切とはその恩師。
更に、中途半端な部活で時間を費やすならば、
私が精神面を鍛えて野球に生かそうと
快くその立場での入部を認めて下さったのだ。

実にありがたい話であり、
息子もこの先生の事を好んでいる様子。
ただ、昔の私の事や、成績を
聞きたくて仕方が無いらしいが、
私のテストの点までは覚えちゃいまい。

何れにせよ、いつまでも教え子である私。
二代に亘って教えいただくとは
何ともありがたい話となったのであった。