とうとう

昨日ご同業の盛り場ミュージシャンさん来社。
毎年２人で取組む、一寸面倒な仕事を
３時間ほどかけ極めて真面目に処理する。
こうして一生懸命になって出来るのも
後から呑むお酒が美味しいから？！
二つほど年長の彼だが、常に私に刺激を
与えてくださる手本のような社長であるのだ。

その刺激の一つが「音楽」。
充分私も音楽をしているのに、
何を言っているの？とお思いかもしれないが、
この人のバイタリティーたるはすごい物で、
この人に刺激を喰らって私がコンボに
手を出したと言って全く過言ではない。
そして、昨日も緑色のサックスケースを抱え
夜の町へと向かうのでありました。

実は私、盛り場さんから
「今日は絶対一緒にゴードンで吹いてね」
と言われていたのだが、楽器はどうしようかと。

月末に、会社から楽器を抱えて
私が出て行くわけにも行かず迷っていた昨日、
ふと私の目に入ったのがポケットトランペット。
小さなカバンにちょいと入るこれは、
案外こういう時に役に立ったりするかも。
(結果的に月末に楽器抱えて退社・・)



ゴードンというお店。私の後輩君「丼」君が、
経営者であり、自らテナーサックスのライブをする
私にとっては居心地の良いジャズバー。
正直実にリーズナブルであるので、
社員を錦のクラブなんかに連れて行けれない昨今、
極めて使いやすいスポットともいえる。

その店で私は何時も何時も彼のサックスの音色に
感心をし(決してお世辞じゃないよ)、
何時も何時も、あのように吹けたら良いだろうなぁと、
思いを深めているのである。だからこそ、
ここで吹くのは、真面目に敷居が高い！

ところで、私が担うリードトランペットという役割。
ジャズ演奏者でありながら、
実態あれはジャズ演奏者で無い！
とさえ思ってしまうほど、片手落ちの役割。
さしずめ、野球で言うなればＤＨ制のピッチャー。
要するに、バッティングチャンスは無く、
ホームランは打てないようなもの

だから私も時にバッティングを
思いっきりしてみたいのである。
ピッチングの事を気にすることも無く。
それもＭＣという、ウグイス嬢にソロ紹介をされて。
(もっとも上手く打てないけれど・・)

話が思いっきり逸れたが、
ゴードンで演奏が始まり、盛り場さんが、
まさにニックネームの通り
盛り場ミュージシャンとなりブイブイと演奏。
そしてその曲が終わった時の心境を
なぜか丼君が自らのｍｉｘｉ日記コメントに書いている！
しかし、何でここまで人の気持ちがわかる？
私が判り易い人間すぎるという事なのか？
悔しいほど当っているので、ここに貼り付けますが・・・。

　今日は…うぅぅ
　しゃ～にゃ～やったるがや。
　でも、ちょっと自分からやると言うのはシャクだし…
　ちょうど え～タイミングだし、
　ちょいとやってみたいし…
　やるからには…決めたるがや

という訳で、３曲ほどお付き合いいただきました。
マスター丼君、ピアノのＰＯＫＯさん、
サックスの盛り場ミュージシャンさん、
そしてアリーナ席のスタッフのまっきーさん、
ありがとうございました。お騒がせ致しました。