体操

先日の日曜日、
私個人的には今年3回目の本番演奏となった、
ウインドベルジャズバンドのステージがあった。

以前から記しているが、
このバンドは老人施設等への慰問演奏が
主たる目的のバンドであるだけに、
コロナ禍に突入して一切の活動が出来ず、
実に二年半振りの演奏という事になった。


その演奏場所はこの時期
まだ残念ながらその老人施設ではなく、
我が街にある立派な文化施設でのステージ。

こんな感じで演奏をさせて頂きました。



ソーシャルディスタンスが保たれた
客席の椅子は見る限りではほとんど埋まり、
(と言いつつ写真の一番前に空席が有るが^^;)
演奏する側にとってこんなに有難い事は無い。

慰問の演奏とは少々進行などを変えながら、
それでも基本的にはお年寄りに喜んで頂けていた、
童謡や唱歌等をジャズアレンジした曲を披露。

日頃大変良くして頂いているこの施設の方からは、
「ふつう」の演奏では無く^^とても楽しかったと、
いわゆる音楽の本質的な良さを捉えて下さいました。


その普通では無い曲の一つが「ラジオ体操」。

「体操」と表題にした位印象的だったのは、
そのお客様の恐らく「全て」の方々が体操に参加。
後に聞くには、舞台袖にいた方々までもが
皆挙って「にこやかに」体操をしてくれたとは、
本当に演奏させて頂いてよかったと感慨深く。

私自身が随分忘れていた音楽の楽しさを
少しずつ思い出し始めている昨今。
このバンドがコロナなど気にせずに
再びお年寄りの方々に音楽を届けられる日が
早く来て欲しいと願うばかりでありました。

....その前に慰問される側に回るという話もあるけど。。


それはともかく、

　お世話になった皆さま、
　我が街の温かいお客様の皆さま、
　そしてメンバーの皆さん

ありがとうございました。