青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

聴く側の立場

2008年10月26日 | 本番記録
本日、春日井市のとある小学校で
その学区の「芸能祭」と言うイベントに
レアサウンズが参加をさせていただき演奏。

以前も参加をさせていただいたことがあったが、
合唱から民謡、ハワイアン等、まさに芸能祭。
どちらかと言うと、地域のかくし芸大会的様相。
ただ、以前に無かったのは今回から
中学生と、高校生の吹奏楽演奏。
吹奏楽部出身の私には、聴くには楽しい。

中学生の演奏も実にすばらしかったが、
高校生のそれは、「聴かせる選曲」であって、
尚且つ「見せるステージ」。こうった事は
昨今の傾向なの?吹奏楽の今を知らないので
あまり断定的なことはいえないが、
少なくも我々がやっていた頃よりも華やか。
そして、その選曲で我々をも喜ばせてくれたのが
テレビコマーシャルメドレー!

全曲までは当然覚えちゃ居ないが、
いわゆる「耳なじみ」の曲ばかりを並べる。
そして、その曲に併せてステージ上で
そのCMのシーンを踊ったりして再現。
なかなか言葉では伝えにくいのだが、
例えば「ヤンボーマーボー天気予報」の場合、
二人の子供たちが自分を指さし「僕の名前は~」
なんて感じなパフォーマンスを繰り広げる。

恐らく、吹奏楽コンクール出場の為に
難しい楽曲を手がけたりしている
だろうけれども、今日みたいな場では
これはこれですばらしく良いのである!
まさしく「聴く側の立場」を理解した選曲。

ところでレアサウンズ。
11月のライブを目前にその中から選曲。
これは明らかに失敗ではなかろうか。
言うなれば、吹奏楽の子供たちが、
コンクールの曲を披露したと等しいと私は思う。

メンバー誰しも、高山で味わった様な
ノリノリな感覚が、全く無いように思えた。
やはり音楽と言うものは、聴いていただく以上
当然の如く「聴く側の立場」を理解しなきゃね。

勿論、演奏がひどかった訳でもないし、
ステージ後、キーニョ君は女子高生から
ビブラートのかけ方を教えて欲しいとの
ワンポイントレッスンの依頼を受けていたので、
楽器を演奏する子供たちへはそれなりの
刺激を与えられたものだと信じているが、
いまひとつ満足感の味わえない本番でありました。

「曲数の割りに疲れた」と
複数のメンバーが言っていたが、明らかに、
こういう要素がそうさせたのと同時に
ドラゴンズの敗戦が痛手になっている事も
明らかなる事実なのであった!

しかし以前のステージのとき、同じ思いを書いている私。
学習が出来なかったですが、このイベントばかりは
わたしゃ責任範囲外なので、よしとするさ!

ただし、11月のライブは、そういった意味では
大人の聴く人の立場に立って選曲。
緩急揃え、出来さえ良ければ絶対楽しんで頂ける
選曲になっていると思うので、是非ご来場ください。

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4 コメント

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やっぱりあの場では (しほ)
2008-10-27 15:45:36
ディズニーに演歌、アニメソングでしょうかね。。

「今日の曲、全力でやったらウルサイだろうな。
80%の音量でやって、心地よい演奏をって
感じがいいんだろうけど、
そんな器用なこと出来るバンドじゃないし・・」
と思っておりました。





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しほどの (あおやき)
2008-10-27 18:42:14
そうそう。

小・中学校でやるとき、
法人の行事でやるとき、
一般の人を相手にするとき、
そして、ライブでやるとき。

明らかに分けにゃね。

それと、私がいかん所もありますが、
ラッパ全員ど本番ど迫力で吹き倒しますから
おそらく、お年寄りとお子様は退いたでしょうね。

現に一曲目で変えられた人居ましたし・・
返信する
なにせ・・ (しほ)
2008-10-28 08:28:41
不器用なバンドですから・・・(笑)
返信する
そうね (あおやき)
2008-10-28 08:53:07
確かにとっても・・
返信する