青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

あおやき

2011年01月11日 | 思うこといろいろ
あおやきと言うのは「青焼き」と書いて、
私の会社の創業時のメイン商品を指す。

創業から半世紀を越えた今では
青焼きと言うものを生産する事は不可能で
変わりに「白焼き」(陽画)と言うものが
その後主流となりそれを青焼きと呼んでいた。

と、書いていて何の事か分かり難いが続ける。

その白焼きたる青焼きも今や姿を潜め、
いわゆる普通の紙への「出力」へと変貌。
近年確実にその商品自体の存在が無くなる。

ところで、ネットビジネスに興味有る私。
本業ではサイトを立ち上げ、この連休には
30件程のご注文を頂き、有り難い限り。

実は本日の話題、その内一件がなななんと、
「青焼き」の受注にこぎ着けたから驚き。

正にデジタルによるアナログな受注!

図面データーをお送り頂いた上で、
ネット上にそのメニューは載せていなかったが
HPをご覧頂き青焼きを焼いて欲しいと。

このネット事業を立ち上げた時、
絶対何でも売れると確信していた私には、
何とも嬉しい話なのでありました。

ついでながら私の名前「あおやき」は、
「青焼き」を大切にすると言うのではなく、
その創業の精神を決して忘れないように
「あおやき」と名乗っている事を
ついでながら本日解説させて頂く次第。
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6 コメント

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おくればせながら。 (imuimu)
2011-01-12 12:41:16
今頃ですが・・・
今年もよろしくお願いいたします(^^;)

青焼き。
私が建設会社のOLだった頃、自分が隠れてしまう程の大きさの紙でトレペを青焼きしていました。
うまく機械に入れないとトレペが無惨な事に(汗)
懐かしく思い出しました。

初心忘れない、私にも言い聞かせます。
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imuimuさん (あおやき)
2011-01-12 19:07:13
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

しかしなんと!トレペと言う言葉が
imuimuさんから出てくるとは!!!

そんな時代があられたのですね。ちょっと驚き。

こんな「あおやき」ですが今年もよろしくです。
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あおやき (ももまま)
2011-01-12 20:32:09
洋服の型紙は長いことあおやきでした。
メーカーにいたときは毎日やいてましたよ~~

今も時々あおやきをお願いします。
メリットは型紙の輪郭線(生地を裁断するラインになります)と縫製する線(縫い代分、輪郭から内側に入った線)が写ること。
コピーだと輪郭の線を出すのに、色のバックが必要。
やってくれるところ、必死で探して持っていきますが、ドンドン少なくなっています。

かつて、私が毎日あおやきをしていた大手さんはすでにCADに変わっているので、あおやきが無かったりします。
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ももままさん (あおやき)
2011-01-13 00:55:25
そういば私が社会人駆け出しの時、
大阪で担当させて頂いたお客様が
型紙を青焼きされておられました。

毎回随分大きな物で変形な型紙を
焼いていましたっけねぇ。
そういう使い方を知っている当社の社員
極めて少ないかも知れません。

機械がどんどん無くなっていますので、
本当に時間の問題だと思います。
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懐かしい 思い出すわ (^ももまま)
2011-01-13 02:57:37
機械が青焼きベース紙と型紙を引っ張り込んで、良いタイミングでワイヤーのリングを素早く左右に引っ張って紙をカット。すかさず、出てきた青焼きファーストバージョンと型紙を分けて、青焼きはセカンドバージョン(たぶん薬液かな?)へ、差し込む!!リズムが大事で、もたもた出来ない。
なんか、思い出して、ニマニマしていました。
今は自分で焼かないので、出来るかどうか解らないけど、細かいパーツを小さいスペースで出来ると、達成感があったのを思い出しました!!薬液の匂いと共に、青春(修業時代)が戻ってきます!!
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ももままさま (あおやき)
2011-01-13 22:02:14
リアルですね!

確実にその仕事をしていたのがわかります。

当社はそれの「プロ仕様」でしたから、
その規模の大きくなった物の繰り返しでした。

そして、今それが成長変化しています!
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