青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

スジ

2023年07月26日 | 鉄道的記事
新聞に載っていたこのニュース。



二日連続鉄道おたく的なお話で恐縮だが、
鉄道を走らせる為の折れ線グラフの様な
ダイヤグラムと言う運行表をご存知の方は、
おそらく多いと思われる。

 横軸に時刻、縦軸に駅名を記し、
 列車の動きは斜めの線で示される。
 この斜めの線を「スジ」と言う。

これを基本に鉄道を走らせているので、
ひとたび遅延や運休が生じると
この「スジ」を瞬時に修正をして
事故の無い様列車を復旧させているのは
鉄道マニアならば当然ご存知の話。

 そのスジを修正する方を「スジ屋」と言う。
 

で、この記事によると、
その職人技ともいえるスジ屋の仕事をも
AIにとって代わるかもと言う話題なのだ。

記事に有る通り、
何通りもの考え方で最良な方法を導き出すのは、
ある種将棋やチェスなどのそれと同じとか。

 ならばと賢い方が考えたのらしい。

確かに首都圏は単純に本数も多いが、
「相互乗り入れ」の路線もとてつもなく多い。

当社東京営業所が有る中目黒も、
この10年で一気にその乗り入れ社数が増えて、
先日も記事で書いたけれども東急新横浜駅開業で
相鉄の車両までもが我が会社近く走って来る。

それがひとたび遅延したらば、
連鎖反応で各社のダイヤに影響が有るのは、
別に鉄道マニアでなくても分かる話。

 特に東京社員君が言っていたのは、
 副都心線線開通の際一気に遅延が増えた記憶とか。

なので「将棋」の次の一手を
瞬時に導き出すかの如く「スジ」を入れるのは、
ある意味画期的であるのかもしれない。

ただ、棋士がAIに負けない様に
職人、スジ屋さんも負けて欲しく無い様にも
思うちょっと複雑なニュース。
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