青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

黒坂通信2

2023年04月30日 | 思うこといろいろ
4月30日レアサウンズコンサートのゲスト、
ピーター・オルスタッド氏を日本に招いてくださった、
プロモーター黒坂氏が綴る今回のツアーの記録を転載。


ピーターは赤坂のホテルをチェックアウトし東京駅へ。新幹線で静岡をめざします。

今日はSwing Herd Orchestraとの共演。会場はしずぎんホールユーフォニア。響きのよい美しいホールです。

第1部
Work Song
(ここでピーター登場)
Blues for A Gated Community
The More I See You
Round Midnight
Glenn’s Den

第2部
It’s All Right with Me
(ここでピーター登場)
It’s Only Everything
Stardust
Back Home
Tour de Force
(アンコール)
Caravan

親しみやすい曲目をピーターの伸びやかでつやのある音色が奏でます。メイナード•ファーガソン楽団のメンバーだったこともあり、魅力的なハイノートもたっぷり聞かせてくれます。

販売するCD『Get Back to Me』には、今回の共演曲 It’s Only Everything、The More I See You をはじめ、ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」やスティングの「Fragile」など、オリジナリティあふれる曲が収録されています。

コンサートは温かい拍手に包まれて、アンコール曲「Caravan」で幕をおろしました。そしてこれも4年ぶりの打ち上げ宴会。大庄水産で鮮魚料理に舌鼓を打ちつつ、長い長いパンデミックを抜けた喜びを噛みしめます。

さて、シメはスイングハード伝統の「正調休符なし三三七拍子」。いよ〜、パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン! お疲れさまでした。

<余談ですが、締めの研究>
名古屋レアサウンズの「イッピョンじめ」、静岡スイングハードの「正調休符なし三三七拍子」のように、各バンドにいろんな宴会の締めが伝わっています。たとえばジャズバンド特有の「裏一本じめ」。ワンツースリーフォーとカウントを出して、全員が一拍目の裏で「ン・パン」と手を打ちます。こだわるバンドでは「スイング裏一本じめ」にする場合も。表の休符を長めに、裏の手打ちを短く叩くのです。当然、カウントも裏で出します。一本じめもじつに奥が深いものです。
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