追悼

昨年秋に急逝してしまった、
バリトンサックスで大活躍していた
大石くんの追悼ライブに参加した。

私にとっては二度目の追悼。
如何に彼が沢山の人に慕われていたかが
よくわかるイベントともなった。



　↑は大石君が活躍していたコンボバンド。
　ワクワクする素晴らしい演奏でした。


14時集合で私の演奏開始が20時30分。
6バンド対バンという長丁場のイベント。
それだけに沢山のミュージシャンとの
出会いもあり濃厚なる1日となった。



当日の私のセット。
何故か交通整理の誘導棒が備わる。
使用法についてはズバリご想像の通り。


6つのバンドのうち、
急遽ホーンセクションとして
最後の一曲に参加要請頂いたのが、
大石君の親友が率いるハードロックバンド。

爆音と言ったら失礼かもしれぬが、
音量はまさしく心臓にバクバク響き渡るほど。
ただやかましく感じないのは技術が有るからとは
仮にも音楽が趣味の私にはよく分かった。



ちょっと耳に着く^ ^フレーズの連続。
のちに聞くにパンクバンドの曲なんだとか。
人生初パンク演奏となりました^ ^

この曲でその親友君持参したのが、
故人大石くんのバリトンサックス！



ほんのワンフレーズではありましたが、
急遽練習をしてステージに臨んだとは、
余程の親友じゃないと出来ぬ事。
気持ちが充分伝わる演奏だったと思いますよ！


その後素晴らしい実力派の昭和歌謡バンド登場！
実力が有り基本が出来ていて音で遊ぶというのは、
聞いていて心底面白いし感心させられる事しきり！



加えて絶妙な編曲には驚きさえ！
伊勢崎町ブルースのそれは完璧な演奏と笑い^ ^
ホーンセクション入れたくなっちゃいましたよ！


さてやっと本番！



相変わらず^ ^ロックな音響にありがちな、
自分の音が全く聞こえない状態のステージ。
いろいろな意味で体に良くない！^ ^

毎回このバンドのステージで思うのは、
プロのブラスロックバンドのホーンセクションは、
どうやって演奏しているのであろうか…と。

自分用のマイクでも買って、
イヤホンでモニターにする事って出来るのか？
どなたか解決策ご存知な方お教えあれ！



ただただ勢いだけで過ぎていく私。
ビッグバンドやコンボ演奏とは全く違う、
終始「楽しい」気持ちで楽譜に向かえるのが良い！

あっと言う間に一時間弱の演奏終了。

そして最後のバンドともいうべき、
亡き大石くんの同じ楽器で構成する、
バリトンレンジャーさんとの共演！

ビッグバンドの集いでお会いする方ばかりの
この方々と一緒にノリノリで演奏しました。



この時「飛ぶ」と言ったのもこの方達と共に^ ^
全員で飛んだらステージが揺れる揺れる！
これも私のそれなりに長い音楽歴史の中でも
思い出に残る演奏となりました。

皆さんありがとうございました！

最後はバリトンレンジャーさんの持ち曲で
ここでも先の記事にした交通整理の誘導棒で参加。
オールラストでは涙を流す方も居られる程、
良い追悼ができたのではないかと実感しました。


乾杯！

やはりどんな演奏会でもこれが必要！



こんな写真しかないのは^ ^
我がバンドのボーカル女史がお連れになった
職場の若い方の呑みっぷりに圧倒されたから^ ^

いやあ、
ここまで気持ちよく飲む女性見た事ない^ ^
そして終始笑いを振りまき呑むその姿勢も、
飲兵衛の私には格好なる呑み相手^ ^

何でも我が家から徒歩圏内にお住まいとかで、
我が街はアルコールに浸かった街なのか！と。

それでもおかげで最後の最後まで濃厚な一日。

昨日お会いした皆様！
本当にありがとうございました！


最後に律さん、また演ろうよ！