「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之氏のエッセイを原作としたテレビドラマ「昼のセント酒 DVD」が制作され、4月9日からテレビ東京の土曜深夜に新設される「土曜ドラマ24」枠で放送されることがわかった。主演を戸次重幸(TEAM NACS)が務め、八木亜希子、柄本時生、廣田あいか(私立恵比寿中学)らが共演する。
同作は、「銭湯」と「酒」をメインテーマに、「孤独のグルメ Season4 DVD」制作チームが手がける大人に向けたエンタテインメントドラマ。仕事をさぼって平日の昼間から銭湯に入り、ビールを飲むことを唯一の楽しみとする営業マンの内海孝之(戸次)を主人公に、背徳感を抱きながらも人々が働いている平日の昼間から銭湯につかり、一杯飲むという、大人ならではの道楽を描き出す。
原作エッセイ同様に、東京都内を中心とした実在する銭湯と肴(さかな)のうまい飲み屋が舞台。それだけに、リアルな「銭湯」「飲み屋」情報としても参考になる、「ひとり銭湯」「ひとり飲み」の楽しみ方を“開拓”できる作品になるという。
戸次は「それぞれの銭湯にある魅力を一つ一つ取り上げるだけでもしっかりとしたストーリーになっているんです。このドラマを見ていただいて、明日銭湯に行ってみようかなと思っていただけたらこのドラマは成功だと思います」とニヤリ。銭湯と並び重要な酒についても、「『孤独のグルメ』スタッフの皆さんが足で調べてきた、最高の一品が出てきます。過剰な期待はせず、次の日は日曜日なので暇つぶしだと思ってゆるーい気持ちで見てください(笑)」と語っている。
「昼のセント酒 DVD」また撮影時は、なるべくタオルで前を隠さず、「上手く角度や小道具で隠している」ということだが、「お尻は出しています」と戸次。「週に一回必ずお尻を出すというのは、役者人生で初めての経験なので挑戦だなと思っています」と話している。
内海の上司・堂園翔子を八木、同僚でトップ営業マンの大西大輔を柄本、庶6務のOL・遠藤早苗を廣田が演じるほか、毎回豪華ゲストの出演が予定されている。