WANTED!

詐欺師の川上を捕まえるためだけのブログ

第10章

2023年08月26日 | 日記



サンサーイに移転してからの川上は、一気に日本人の知り合いが出来たからか、公私ともに水を得た魚のように精力的だったように思えます。

昼は買い出しと仕込み、店を開ければたこ焼きと焼そばを焼き続け、言葉はわからないなりの誠意ある接客、ボランティアの売名もあり一日の売り上げは4万円を超えイベントがあれば身体にムチを打ってでも出向く!と言ってました。

そんなたこ焼き金太郎が評判になり、バンコクの大手飲食店よりフランチャイズの話しまできてる!との事でした。

忙しい合間を縫って数日に一回は連絡をくれ、そう元気に話す川上だったのを記憶しています。

そんな折、某有名焼肉店の話しが舞い込んできて、以前不動産の相談を受けたデザイン会社の社長と共同経営したいというのです。

今は目の前の事をガンバって下さい。
という私の意見をよそに、経営すれば夢を掴んだようなもの!と一生懸命話してました。

要するに、一気に儲かるので出店費用を貸してほしいという話しです。もちろん儲かれば今まで借りてた金も一気に返します!という言葉も付け加えての事でした。

そんな時の川上はしつこいくらい毎日連絡してきては夢を語るのです。今思えば詐欺師の典型ですね!

根負けしたと言うか、その夢に乗っかったと言うか、本当に良くなるなら…と川上の事を思い貸す事にしました。

そこからの川上は某有名焼肉屋のチェンマイ店出店に向けて現実的に動き出すのです。


第11章に続く

この物語は当時川上の報告によるものです。





身体にムチ打って参加したイベント





某有名焼肉店の社長との打ち合わせ




某有名焼肉屋チェンマイ店の工事の様子




某有名焼肉屋出店に向けての工事代や看板代の一部でそれ以外でも30万円以下の金額をちょこちょこ送金





2021年6月から12月のストーリー


















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おびえながら待っとけ

2023年08月25日 | 日記


詐欺師川上の事を検索する人が多いのか、このブログのアクセスも日に日に伸びてきてます!

それにともなってか、まだ少しですが川上の件で連絡も入ってきだしました。


ジリジリ追い込んだるから震えながら待っとけよ!川上。確実に近づいてるから。



ささいな事でも結構です。川上の情報があれば引き続きよろしくお願いします。


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第9章

2023年08月25日 | 日記


たった一人で悔しいと涙を飲んで頑張ってたはずの川上も、次第に人間関係を語り、調子のいい事を言い出すのにそない時間はかかりませんでした。

初めは同じ日本人で同業のたこ焼き屋の話しをしてました。誉めたりけなしたりと、いろいろ言うているのを聞き、少しづつ人間関係を築いていけてるのかなぁ!と思ってました。

ここから一気にいろいろな人物が登場するのです。

東京の板橋区の◯◯、ゴルフ友達の◯◯や◯◯、大阪の不動産処理の相談を受けた◯◯にリス族に嫁を持つ◯◯等々さまざまでした。

知りませんでしたが、この頃はすでにメーテーンからサイサーイという場所にたこ焼き金太郎は移転してたのです。

移転してから登場人物が増えるにつれて金の話しと金額も増えていきました。

ちょうどその頃、世界中がコロナ禍真っ只中でチェンマイはもちろん、たこ焼き金太郎もモロに影響を受けてるような話しもしてましたが、金太郎はテイクアウトやから何とか大丈夫!とか、現地日本人に応援してもらってるから!とも話してました。

電話でそんな話しをしながら、最終的には助けてほしい…!とよく言われよく振込みもしたもんです。

当時コロナ禍は、日本でも連日クラスターだのパンデミックだのニュースになってましたので、川上の助けてほしい…も仕方ないのかな?と思ってました。

と同時に心のどこかで、ホンマかいな⁇
と疑う気持ちもある反面、たった一人でやってる事実とそんな汚い考えを自分自身押し殺すかのように応援したのです。


後に知るのですが、この時すでに始まってたのですね!?川上の詐欺というマネーゲームが!



第10章に続く



90万は、コロナ禍で金太郎を売名するためのボランティア資金と、40万は川上の現地法人に関する費用だったと思う。








ボランティアが評価されたという写真と動画




2021年1月から6月のストーリー










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第8章

2023年08月21日 | 日記



メーテーンでオープンしたたこ焼き金太郎は、台湾のようにはいかず厳しい状態だったと思います。

歩いて買い出しに行き、チェンマイ行きのきっかけとなった紹介者の奥さんを従業員に、たった一人で頑張ってたはずです。

帰る場所のない川上にとって、やるしかなかったのでしょう。

言葉もわからず、毎日奮闘してるであろう川上を心から応援してました。金銭的に苦しいと言われれば出来る範囲で送金もしました。


たこ焼き屋の周辺には日本企業の工場があり、そこの社員と知り合ったのもその頃だと思います。

ホテル住まいの川上は、そんなある日、店舗のオーナーと住居の事で揉めました。

ホテル住まいはもったいないという事で、紹介された住居がコンクリートむき出しの刑務所のような所だったのです。

さすがの川上も限界だったと思います。
金がないばっかりに、バカにされて悔しくて涙が出る!と何度も連絡がありました。

日本や台湾では、他人を騙してでもタワーマンションに住み贅沢三昧だった川上です。本当に屈辱だったのでしょう。

ただ何度も言いますが、たとえ限界だったとしても帰る場所のない川上は、やるしか道がなかったのです。

小銭ですが、その頃はよく送金しました。

今思い返せば金太郎の移転も考えて、金が必要だったのか!と思います。

第9章に続く





苦しくて生活ができないという事で送金した明細とその時の川上の気持ちです。




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第7章

2023年08月21日 | 日記



台湾で、バーの経営者をはじめ数人を騙し贅沢三昧の生活の末に生活苦に陥った川上は帰国する事になります。

帰国後は、戻る家もなく借りる金もないので以前韓国のカジノで知り合ったヤクザ崩れの西中島のマンションに同居してました。

一銭もない川上は、過去に騙した保険屋のオバはんを脅迫、洋食屋のオーナーに泣き落とし等しながら小銭を借りての生活。

この頃もよく飯を喰わせてあげたり北新地で酒を飲ませてあげたりしました。

過去に詐欺った相手も多く、大阪に居ってもこのままでは!と思った川上は、チェンマイの友達に連絡を取り台湾で得たたこ焼きの技術でチェンマイ行きを画策。

チェンマイの友達が、地元の名士ような方の紹介とその方の経営するガソリンスタンドの片隅を確保してくれ、ここで一気にチェンマイ行きが確信のものとなりました。

60歳までのカウントダウンは始まり、貧困な生活から抜け出すため、真面目に商売してチェンマイに骨を埋めるつもりで頑張ります!と川上は改心したのです。

川上は30年以上の知人です!
たこ焼き屋の機材費やビザの取得費、チェンマイ行きの旅費を貸してあげました。

後に判明するのですが、同じような理由で洋食屋のオーナーからも数十万の金を借りてたみたいです!

そうしてチェンマイの日本企業の工場があるメーテーンという場所のガソリンスタンドの片隅で、たこ焼き金太郎はオープンしたのです。


第8章に続く




上記写真はガソリンスタンドの片隅にオープンしたたこ焼き金太郎の初期





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