ミラレパ 茶房

★ミラレパとは、チベットの偉大なるヨガ行者の事である。
Milarepa a great saint of Tibet

VOL. 209 雲取山トレック-2017m

2010-07-27 | mountain & outdoor
  7月の連休に、久々の山登りをした。

 海の日なのに、レッツトレッキング

 昨年以来の天幕で初の日本百名山・雲取山を目指す。

 西武秩父駅より三峰神社までバスで一気に登れる。

 そこはすでに海抜1000Mに達しているため、ちょいショートカット。

 ここからぐいっと、本日のベースキャンプ地の雲取山荘まで登る約5時間弱。

 下界は相当暑いだろうの気候の中、森林の山道を歩いているのでやや涼しい。

 1500Mを登る頃、霧がかっていて、とてもモイスチャーな世界になった。 ↓click up!
                         

 霧藻ヶ峰(1,523M)あたりは、一面真っ白で、そこで昼食をとった。

 こんな霧立った崖っぷちの中に、小さな宿と主人がおった。異様な感じだが、主人は至って明朗。

 アップダウンを進んだ後、視界も開けて、遠くの山々も見えたり、標高も上った。↓click up!

                            
 なんだか、インドのヒマーチャル地方を思わせる光景だった。ダラムサラとか、キナウルのカルパとかの・・・。

 しばらくして、鹿を発見。カサカサと動くものにはじめはビビッていたけど、鹿だとわかってほっとする。
   click up!→    耳をくるくると動かすのがかわいい。

 水場があると分かり、道を反れて沢の音がする方向へ吸い込まれるように向った。

 沢を発見。キンキンに冷えた水で、顔を洗った。オアシスの水を汲み、すぐに出立。

 山荘までのラストは、急坂で、長い登りも重なりとても苦しいものだった。
 
 やっと、天幕がそこらに見えはじめ、今夜の寝床場を確保する。 click up!→

 テントを張って、夕食だけ雲取山荘の食事を頼んで食べることにした。

 連休ともあって、人も多い。ここから来た方向に下りる人、この先へ向って降りる人などの分かれ目となる所。

 明日の雲取山頂が楽しみ。今夜は早めに寝て早起きすべし。。わりと夜は冷え込んで寒かった。。

 早朝5時に起床。トイレと水場に向うと、みんな起きてて遠くの方を眺めて静止している。
 
 それは、日の出が始まった頃だった。 click up!→ 

 とても、やるせない気分になった。。こんなすんばらしいものが、この日本に・・・。

 心も満たされ、朝の珈琲をドリップし、持ってきたパンとビスケットを食べて、いざ山頂へ!

 200Mほど登ること息も苦しいが、もうすぐトップだと分かっているとがんばれる。
  
 山頂のパノラマは、天候にも恵まれたせいで遠くの方まで連なる山々がバッチリ見渡せた。(↑大画像)

 もちろん、富士どんは一目瞭然で姿を表している。

 じりじり太陽がまぶしい。満足だし、もう下山にかかるも、いつまでも長く富士どんが見えていた。

 6時間くらいかけ、途中も休憩してお昼すぎには奥多摩の鴨沢バス停へ降りた。

 下界は猛暑に見舞われ、アスファルトの熱が疲れた身体にこたえる。。

 早くシャワー浴びたい。。
 久々のトレックが遠征でキツかったけど、達成感はあった。

 


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