とても良い香りのする「吉野杉節付パネリング」の塗装に掛かります。
使用する塗料はスウェーデン製のボナ・ICクラフトオイルです。
この塗料は自然系オイルと石油系をミックスした扱いやすいオイル系の塗料です。
成分が木に良いかどうかは別にして発色の良い扱いやすい塗料だと思います。
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しっかり乾燥している吉野杉は塗料の吸収が強く、延びが悪いのでコスト高になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/0d/bebe97f29ff17916d144b4ae6aff5b35.jpg)
これが広葉樹なら調子よく進むことでしょぅ。
なんども言いますが「木に良いかどうかは別ですから」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1d/4efeb9e3f6061ce05d8a50c709615539.jpg)
パネリングの難所は此処なんです、男実の入隅が塗装しにくくてよく注意していないと
生地のままになり貼った時にお粗末な状態になります。
簡単にやっているように見られますが、本当はとても細かい作業なんです。
無塗装だと節が目立つ杉材ですが、ダークブラウン色に仕上げることで節が目立たず
思いの外綺麗になっています。