第一回 木部再生技術の実演会に参加致します。
当日、皆様の前で説明を行う前に杉焼き板塀の汚れを落として
再生塗装が行える様に準備しています。
実験板は築80年を過ぎた京町家の裏庭にある杉塀です。
一度も手入れされた事が無く、経年変化と埃により
朽ちて行くのを待つだけの塀でした。
まずは、オスモカラーウッドリバイバーを真水で5倍に薄めます。
亀の子タワシでゴシゴシとこすると、汚れが真っ黒な汁と共に
取れだしました。
ある程度汚れが取れたら、水道水で流します。
ホースの先を潰して勢い良く出た水道水なら
アッと言う間に流れますが、現場には設備が無いので
ジョロで流しました。
どうですか、綺麗になったでしょ
乾いたら違いが更にわかります。
1月19日の準備1日目は此処迄です。
次は、26日汚れの取れた杉壁への下塗り作業です。
オスモカラー塗替えシステムに基づき作業を行っています。
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