宮島系文化財的建築日記

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大頭神社~宮島近く~

2025-01-26 15:53:14 | 日記

(宮島周辺の文化財について

つれづれつづっています。

最後に宮島・広島のお土産

紹介しているので

お越しになられた際は

御参考になさってください

 

 

今回は宮島周辺について。。

大頭神社について。。

大頭神社は高速の大野インターをおりて

すぐ右側に鎮座している。。

 

こちらの神社は宮島と深い関係がある。。

とその前に。。

この神社に訪れると。。

 

何度も驚かされる。。

 

神社への道路は海岸線からほぼ直線なのだが

 

鳥居をくぐるとシークエンスを

 

体験する敷地内配置になっている。。

 

(建築的にシークエンス とは。。 

 移動することで変化する景色や場)

 

始めは奥が見えないのに

あるところまで(手水舎までかなぁ)行くと

大きな川と社殿が

見るものへの絶妙な角度を持った配置によって

より立体的に、奥行きをもって。。

後ろに山を控えて

出現する。。

 

その出現感。。

がとても荘厳で。。

静謐なんです。。

そしてその脇道を行くと。。。

 

 

書くこといっぱいあるなぁ。。。

 

 

最近参拝者が多く、行く道に車が

駐車場待ちで渋滞していた。。

 

 

 

今日のおみやげは。。

大頭神社の近くにある

パン屋さん

Aile   De   Grain

の バゲッドとカンパーニュ。。

 

フランスはパン食だから

一家に一台炊飯器の日本と違って

 

フランスのどこにも必ず

駅前に。。

 

パリもいたるところに。。

 

パン屋さんがあるものだと

思うんです。。

そんなフランスを彷彿とさせる

パン屋さん。。

 

バゲッドが。。

最高すぎる。。

たくさん手に持って

帰りたい

なぁ。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


嚴島神社の懸魚について

2025-01-22 03:54:22 | 日記

(宮島周辺の文化財について

つれづれつづっています。

最後に宮島・広島のお土産

紹介しているので

お越しになられた際は

御参考になさってください

 

嚴島神社の各懸魚について、様々な

形がある。。

各懸魚の中の装飾で

いのめ(ハート形)が多い気がする。。

瓢箪猪目(ひょうたんいのめ)もあった。。

個人的にはひょうたん型のハートが

かわいいと思うのだけれど。。

 

 

ここで建築用語

いのめとは。。

 

中村達太郎 日本建築語彙

中央公論美術出版 より

 

いのめ「いの目」

 

トランプのハート即ち赤丸の如き形のもの。

普通「猪の目」もしくは「井の目」と書けども、

その形は「い」字の変形なりといえる伊勢貞丈の説によれば

「いの目」と書すべきなり。

『紙上蜃気』には梵字の「い」字より

出たる如く記しあり。図を見よ。

 

上記

【いのめ】

*1後註

*2梵字の「イ」は∴←イメージ

【いのめげぎょ】

*挿図のような形の猪目を『愚子見記』七

(一六七一~八六)は「瓢箪猪目」と記し、

単なる「猪目」(頭註図下方の一対のハート形)と区別している。

なお、挿図の二重の輪郭線は<ふくりん>を表す。

 

後註は省略。。。

 

 

梵字なんだ。。。

猪(いのしし)の目(め)かと

思っていたのにな。。。

 

覆輪がある懸魚もある。。

いのめのあるかえるまたもあった。。

 

fortuneがあるといい~

 

今日のおみやげは。。

『海の干しがき』。。。

 

宮島本土のフェリー乗り場待合の

セブンイレブンにて販売されている。。

牡蠣を干して干物にしたもので。。

味が凝縮していて美味しいです。。

 

フェリーを待つ間。。

ついつい買ってもぐもぐ。。

リーズナブルだし。。

めちゃおいしいです。。

 

 

是非食べて。。

待ち時間を

満喫しよう。。

もぐもぐもぐ。。。

 


遠出~広島県内文化財 登録有形文化財 三次市 吉舎 明覚寺 

2025-01-13 19:44:42 | 日記

(いつもは宮島周辺の文化財についてのブログですが

今回は以前 遠出した小旅行

番外編…広島県三次市吉舎についてです

 

最後にお土産を紹介しています

 

旅を楽しみましょう。。。)

 

 

広島県三次市の

吉舎町 明覚寺本堂に 行ってきました。

(写真は文化庁の文化遺産オンラインにありました。。

見てみてください)

 

尊敬する大学の先生の解説もあり、行った次第です。。

 

建物について。。初めて見たときの印象なのですが

 

均整がありすごくきれいなフォーメーション。。

高さがあり、天井に登る柱がすごくきれい。。。

 

そして隅棟の龍が。。こんな龍見たことない。。。くらい

リアルで生きているみたいだったこと。。。

 

何度も見てしまいました。。。それも四隅にいる。。。。。

そんな印象を受けました。。

 

 

 

いろいろ解説を聞いていると、驚いたことは。。

東京(両国)から移築しているということ。。

 

均整がとれすぎている。。と思ったのは

大都会の建造物だったから。。なのかな。。

 

 

ここからは建造物について

 

建物は東京両国の慈光院本堂を移築しています。

建築年代は昭和3年(1928)竣工。設計者は松井角平さん。

浄土真宗寺院の風格・格式を備えた寺院です。

 

(松井角平さんの恩師はなんと伊藤忠太さん。。

松井さんはもともと宮大工の家系でありながら、東京帝国大学を卒業した

和・洋に通じたたぐいまれなる建築家だったそう。。)

 

 

建物は正面七間堂 (奥は幅広になっていて九間堂ともいえる)

大都会で参拝者が多いことから、履物をぬがないでいいように

 

広縁をなくし、

外陣を土間にしている。(築地本願寺も同じ)

 

当時はどんな感じだったんだろうな。。。。。

 

 

また内部は

余間が内陣よりも凹んだ平面構成であって

 

余間を省略して、参拝者の場を増やした計画が

平面に表れているところが

すごいと思う。。

 

平面計画も立体で見ると。。

 

より立体的で内陣がより際立っているように

感じました。。

 

 

感動。。

 

RC基礎であったり

かなり凝ったクインポストの小屋組であったり

筋交もたくさん入っているなど。。

 

近代建築の要素が多くみられるそう。。

(キングポストは聞いたことあるけど。。勉強になった。。)

 

 

また外部の組物位置が、内部の組物位置より低く、

建物に入った時に

より大きな空間に感じるような 意匠になっていて

 

いわゆる外部は片蓋柱としている。。

などなど。。。

片蓋を初めて見た。。。

 

 

※明覚寺本堂は令和六年三月に登録有形文化財に登録されています。

おめでとうございます。。。

 

 

今日のお土産は。。

明覚寺近くの

cafe&s のコーヒーとケーキ

ランチプレートもあるみたい。。

当日ランチタイムはお客さんがいっぱいだった

内装がおしゃれ 建物は旧郵便局とのこと。。

あたたかい店内で小休憩した。。

 


宮島 弥山2~厳島道芝記

2025-01-03 16:57:24 | 日記

(宮島周辺の文化財について

つれづれつづっています。

最後に宮島・広島のお土産

紹介しているので

お越しになられた際は

御参考になさってください

 

 

厳島道芝記の100,101ページに

弥山の風景が。。

今弥山にこんなに建物あるのかなぁ。。

(厳島道芝記は1702年発行の書物です

 ガイドブック??)

2ページの中に建物32棟。。

 

特に気になったのが

薬師堂についての記述。。

 

厳島道芝記 宮島町発行

102ページ

 

薬師堂

目洗薬師といふ。

傍の峙(そばた)ちたる岩に小さき穴あり。

沖の潮みつる時は此の穴に潮たゝふ。

潮の干しける時は是も乾くなり。

是にて眼を洗へば明になるといへり。

巖の上に石座の観音ますます。

ほとりに立えほし、折えほしと云ふ岩あり。

 

 

弥山に潮の満ち引きによって

潮水が満ちる石があるのは

聞いたことがあったけど、

江戸時代からあったんだなぁ。。

 

 

勉強になった。。

実際はどうなんだろう。。

続きは左ページ読もう。。。

 

 

今日のおみやげは。。

弥山に登るロープウェイ入口までの

   

参道にある風籟堂さんのアイスクリーム

黄色と紫色で高貴なお色のアイスクリーム

黄色は安納芋で、紫は紫芋

優しいお味にまったり。。

登山前、下山後に食べて

クールダウン。。

リラックスしよう。。

ロープウェーから降りても、山頂までは結構歩きます1hぐらい。。いろいろ見ながら登ると、このくらいかかった。。日没などもあるから、時間配分は長めにとるのがおすすめ✨過去にロープウェイは乗ったけど、山頂に行けなかったこともある。。時間的にあきらめた。。

宮島にはやはり午前中から回るのが、マストと思います。。✨

山頂の眺めは最高。。✨

必ず登山してほしいと思います。。✨

登山ルートもいろいろある。。調べてみたら楽しいかも。。✨