中学1年生の秋でした。
クラスの空気が変わりました。
私を見る目が変わった。
一人の時間が増えました。
2年生になればクラス替えもあるし変わるだろう。と思っていました。
2年生になり一人の時間は、もっと増えました。
机も付けてもらえません。
先生が『席をなんで付けないんだ?』と私に聞いてきました。
私は『分かりません。』と答えましたが、それっきり何もありませんでした。
筆箱が無くなり、バラバラにされていました。
体育の時間、二人組になれず優しい女子が三人組にしてくれました。
林間学校では、お布団を並べるのに『押し入れに入れちゃおっか。』と言われました。
布団の中で大泣きしました。
男子の吉田に『生きる価値無え』と言われました。
中学2年の記憶は途切れ途切れです。
ある日、遺書を書きました。
学校で飛び降りれば私を虐めた奴等が、いかに酷いか分かるだろう。と。
ですが。
1つのきっかけで思い止まりました。
クラスじゃ話しかけてくれる人なんていない。そんな私に声を掛けてくれた人がいました。
『この人は私のこと(置かれている状況)知らないんだ。』
まだ声を掛けてくれる人がいる。
1つ上の男子の先輩でした。
死ぬことは、いつでも出来る。
もう少し待ってみよう。
学生時代は世界が狭かったと感じます。
世界は広いんだ。
今の学校が嫌なら行かなくて良いんだよ。
学べる所は私の学生時代より広いんだから。
誰だって、いつかは死ぬ。
もう少し待ってみて。
もう少し。