大分暖かく、春めいてきたので活動を開始しました。
本日は粉砕機に入らない径の大きな竹をMOKI製作所の無煙炭化器を使用し、竹炭に加工しました。
本日は粉砕機に入らない径の大きな竹をMOKI製作所の無煙炭化器を使用し、竹炭に加工しました。
炭化器は独自の形状をしており、縁で渦を巻くような対流燃焼を起こします。この対流燃焼により外に出ようとした未燃焼ガス(煙)が再度引き込まれ再燃焼することにより煙が大変少なくなる仕組みです。この対流燃焼にステンレスの反射熱も加わって、器の中が800℃~900℃の高温状態となることにより、高炭素率(80%~99%)の炭が短時間で大量に生成できます。
今日は2時間ほどで終了しましたが、鎮火するまでに時間がかかります。
水をかけて消火してもいいのですが、後で粉砕機で細かくするときに水分がタール状になり邪魔なので蓋をして消火するのを待つ様にしています。
細かく砕い竹炭は土壌改良剤として圃場に漉き込み使用します。
竹には超微細孔が多数存在し、炭化温度によって表面積も大きくなり、竹炭1g中の孔の表面積は、炭化温度800°Cで724.8m という測定結果が示されている 。
竹には超微細孔が多数存在し、炭化温度によって表面積も大きくなり、竹炭1g中の孔の表面積は、炭化温度800°Cで724.8m という測定結果が示されている 。
そのおかげで保湿性に優れかつ保肥力も高く、微生物の棲み処になるなど野菜作りに最適な土壌を作ります。また農薬や化学肥料の減少につながります。
あまり知られていませんが、竹守プロジェクトが目指す循環型社会の実現に役立ちます。
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