開口一番
『大成功だった!かんなり喜んでだった!』
この一言に
離任式後、息子がリーダーシップを発揮できたと実感しました。
学級委員として、皆の心をひとつにし
【友と学級と師】という学校の重要な要素を、なんとなく理解してきたのかな~?
学問は知を育て
友は心を育み
師は人を育む
【明日為寺・住職 今朝の御開帳より】
さて、アシタメの父がよく言っていたコト・・・
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌という考え方というか言葉があります。
皆様もご存じのアレです。
薬師丸のアレです。
いえ、物語としては南総のアレですが
精神論としてのコレです。
仁・・・思いやり、慈しみ。
義・・・人道に従う事、道理にかなう事
礼・・・社会生活上の定まった形式、人の踏み行なうべき道に従う事
智・・・物事を知り、わきまえている事。
忠・・・心の中に偽りがない事、主君に専心尽くそうとする真心
信・・・言葉で嘘を言わない事、相手の言葉をまことと受けて疑わない事
考・・・おもいはかる事、工夫をめぐらす事。親孝行する事
悌・・・兄弟仲が良い事
この八得の精神は、仏教でいう八正道とも似ていますが
人間は身体の成長と共に、精神も鍛錬しなくてはいけない!!
こんな言葉を幼き頃から父に教わっていたアシタメは
こんなに大きくなりました!(特に体)
あんなオヤジですが、仕事柄、神仏に対する精神を持ち
時代劇かぶれな武士道を貫いております。
我が息子にも、心の教育を通じて
我家の家訓とまではいきませんが
アシタメ家の精神を伝えていけたらと思っています。
真っすぐばかり歩いてもダメなんだってこと。
寄り道や、回り道をするから
目指すべき道が見えてくる。
あまりそれ過ぎた時に、そっと軌道修正してくれるのが
親だったり、友だったり、師だったり。
この度の震災を経験し、ちょっと違った心が芽吹いた息子。
担任が男性教師になったこともあり
少し逞しさも増したように感じております。
とにかく、動きの多かった年度ではありましたが
成長という観点でみれば、男らしく育った年であったと思います。
不器用ながらも、緊張感と対峙しみんなを引っ張ってきたんでしょうね!
一年という短い間でしたが、
一日一日を本当にありがとうございました。
もしかすると…
学校とは、家族と過ごす時間より密で深い一日が多いと思います。
だからこそ
毎日成長しているのだと感じました。
『武田先生を「お父さん!」って呼んでしまった~!』
『はずかしかった~。』
と息子が話していたことが懐かしく思い出されます。
あたらしいクラスでも元気!やる気!根気!で頑張ってください!!
それでは…
落ち着いたら
濃いめのスープでも。