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ASHITAME BLOG Season17            #アシタメ #山形県長井市

祝瓶山の麓 桑住平トレッキングに行ってきました!

いや~あやめ満開っすね!

やっぱり長井のあやめはイイですね~!!

とってもキレイでございます。

写生大会に参加した娘は、どんなあやめを描いたのだろうか・・・


さて、毎週末、様々なイベントで盛り上がっております長井市から

深緑のブナ情報もお送りいたしますよ!!


長井市内からは見えない市民の山『祝瓶山』

その麓に広がる原生林、桑住平トレッキングの模様をお伝えいたします。


そもそも・・・

イワイガメってどこ?

もしかすると…そんな素朴な疑問をいだいている市民の方も多いのではないでしょうか?


先程もふれましたが、長井市内及び市街地からはほとんどというか、まったく見ることができない山でして

米沢・川西からですとその独特の山容を見ることができます。(飯豊・小国・白鷹からも見えますが鷹山公の想いで眺める)

近隣の市町村の方はキレイな三角形の山として眺めている方も多いようで

全国的には東北のマッターホルンなどとも呼ばれている祝瓶山でございます。


ちなみに、日本三百名山にも数えられ、古くは『岩神』などとも呼ばれておったそうです。

稲作が盛んな地域では【雷神】…つまりは雨を呼ぶ神としても崇拝され

山頂には祠や円鏡が祀られていたとも云われます。





明治17年の出羽風土記第1巻41頁には名山としても紹介されております。

また、今から1000年以上前には修験の地として拓かれていたとの書籍もありますが

その興亡も今では知るすべはないそうです。


(中央左が祝瓶山、右手にのびる平岩、御影森、大朝日  おなじみの熊野山展望台から眺める)

さて…そんな祝瓶山

アシタメブログでも何度かご紹介してきましたが

今回はその裾に広がるブナの原生林、桑住平までをサササ~っと。


これまでもアシタメブログでは、長井ダム水源地域の自然や、合地沢、三体山、三淵渓谷などなど

多くの皆様に見ていただきたい癒しの風景をUPしてまいりました。

そんなことで、長井ダムまでのアクセスは割愛いたしまして

県道252号線をひた走り、長井ダムから木地山ダムを経て、トレッキングのスタート地点であります祝瓶山荘からレポートいたします。
(ちなみに・・・合地沢橋を越え西栃平トンネルをすぎますと道幅が急激にタイトになりますのでご注意を!)


(ダム工事中に落ちてきた大岩…よく見ると大山神と彫られておったそうです。ははぁ~。。。)


まず、長井ダムから折草沢の直角コーナーを通過し、左の側道へ

大山神様へ、トレッキングの無事を祈願し、再び県道へ…


21世紀不伐の森、合地沢を通り、木地山ダムまでは舗装道路を20分ほど進みます。



(木地山ダム左岸からの眺め 祝瓶山の独特の山容が見えます。)

木地山ダムから祝瓶山荘までは林道を15分ほど進みます。

まぁ~40分ぐらいで祝瓶登山口まで到着です。





支度を整えていただき、勝手に命名!山祝水「サンシュクスイ」で喉を潤して…(誰も呼びませんね。。。)


それでは出発です!


序盤は軽快なトレッキングルート

水たまりのオタマジャクシが『いってらっしゃい』と尾を振っております





最初は道幅もあり、軽快に歩いて行けますが・・・

しばらくすると・・・名物の吊り橋へ到着!

キャー!!






とか言わずに安全に渡りきってくださいね!

これが野川上流部です。


(エゾハルゼミの抜け殻でしょうか?小さいですね~。)





サービスショットは上流部砂防ダム(この豪快な水の音が沢の音と共に両側から聞こえるつり橋付近のポイント)




きれいな水ですね~。ドウタンツツジみないなお花も『急がないで』とやさしく見守ります。

ココから先は緑も一層濃くなりまして、ちょっとトレッキングが楽しくなってきます・・・









が!!


ヌルマタ沢の分岐から、ちょっと危険な個所があらわれます。

このトレッキングでの最大の難所?ともいいましょうか

ほぼ崖を下るコースがあらわれます。




ギンリョウソウが『気をつけて』と囁きます。

さぁ~ここからですぞ!!





(帰りもここを通ることをお忘れなく。)




アップダウンの後、沢伝いの斜面をに慎重に参りましょう。

ゆっくりで結構です。

寅ロープや枝をつかんでゆっくり・・・ゆっくり・・・。









はい。。。お疲れ様!

まずは一安心ですね!コカクナラ沢合流付近で小休止とします。



トビゲラの幼虫が『お疲れさま』と声をかけます。(あの葉巻みたいなヤツです。白いエノキみたいなのはクルミの花かな?シシウドかな?)


さぁ~ここからは原生林を思わせる、もののけ姫のワンシーンのような世界が広がります。




(ハートの形に口を空けたブナの根本を見つけると、幸せになれるってアシタメが言っています。)







ブナの古木の中を気持ちよく歩きましょう。

でも、足元には注意ですぞ!!






その後、水芭蕉の群生地を抜け、分岐をすぎて…

2ヶ所ほど沢を渡りまして・・・






はい!


到着です!!





ココが桑住平です。

どうです??


この生気みなぎるブナ!!!


みんなで、ゆっくり歩いて30分~40分ほどで到着です。


今回はここまでのトレッキングですので、みんなで仲良くお昼にします。









やっぱり自然の中で食べると美味いですね~。

アシタメはやっぱり麺類と、三角系の祝瓶おにぎり(ノリ後巻仕様)を堪能!

うんうん!ジェットボイルもイイ感じ!!

新調したトレッキングシューズのレポはまた次回かな?





さてさて…おなかも膨れて、疲れも取れて・・・

祝瓶山を拝みに参ります!










今シーズンは雪崩がひどかった祝瓶山

大自然のパワーを感じながら、残雪をとどめる沢を眺めてまいりました。

ブナの大木が根こそぎ倒されるほどの力・・・
(鏡や祠が落ちているとすれば…あの辺りかなぁ~などと…また歴史のトリコになってしまった。。。)






恐ろしいです。。。ほんとこんなのに巻き込まれたらと思うと・・・。

寸断されてしまった登山道は、山岳会の方々が対応くださるそうです。

それにしても・・・すごいしか言いようがない。。。



時間が出来たらお手伝いついでに祝瓶に登ってみようと思います。

ここから2時間ぐらいで登れるかなぁ~?と、山に呼ばれるアシタメ・・・。






この後は、来た道を帰るわけですが

ホント、街からちょっとで(山男感覚?)手つかずの自然を楽しめる長井が大好き!!

お弁当持って親子で友達で・・・そしてカップルでいかがですか??

ハマキムシの幼虫が『またおいでよ!』と誘ってますよ。





帰り道・・・


お昼寝中?のアオダイショウを見つけました。


うん。

大丈夫。。。

俺…元気になったから。。。

はい。また来ます!


って…ハリポタかっ!!!


神様の使いは、ずっと見守ってくれていたそうです。

ありがとうございました。


はぁ~良かった・・・みんなの頭上に落ちてこなくって・・・。

違うかぁ。。。


なんじょだったべっし?いいどぎポチっとしとごぇ~っし。

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