名取の友人と連絡が取れました。

宮城県在住の友人から

無事であるとの連絡と一緒に

被災地の画像が送られてきた。



ニュース報道にもあるよう、高速道路を境に太平洋側は甚大な被害が出ているという。


友人も震災直後から避難生活に入ったが、物資不足と

幼い子供への対応もあり、余震の落ち着きをみて山形へ・・・。


求める物は、生活物資とガソリンだそうだ。



やっとつながった電話で

確かな安否を確認できたが、求めるガソリンには応じることが出来ない苦悩。



１０リッターを給油し生活圏へと戻っていった。



己の対応が悔やまれる・・・。


ほんのちょっとタイミングだった

除雪機用に買い置きしていたガソリンを家族の車に給油を終えたころだった。



すまん・・・。




幼いころに読んだ

はだしのゲンの一コマが思い起こされた。



申し訳ない。





携帯を通し、安堵と謝罪がいりまじり

何を優先するべきなのかがメチャクチャに思えた。



終話後、しばらく経ち


友人から数枚の画像と共にメールが届いた。







被災地の様々な画像だった。






開封すると



一枚だけこんな画像が・・・




彼なりの配慮だろう。




・・・。

アイツらしい・・・。



行く先々で、遺体を目にするそうだ。


何が何だかわからなくなるそうだ。


何もできず、そっとシートや布をかけて手をあわせるだけ。





家畜の写る画像


その背後に写る建物はダイヤモンドシティーと東部道路だそうだ。


すぐそばでは多数の遺体が発見されている。



友人の同僚や、その家族の安否も未だ不明との事。



彼なりの配慮とは・・・

一見すると画像にある動物のイメージで、心配かけまいとしている気がした。



彼は本当に強い。




よく見れば

そこには街があったのだと。


そこには生活があったのだと痛感した。





昨夜も学校にて今後の話を聞いた。

今後も、緊急体制での運営である。


月内は燃料等の問題はないらしいが、停電に伴う対応が求められるとのこと。



そんな中・・・



本日、市内の中学校では、様々な対応の結果

卒業式を行なっている。



福島で起こっている事故

それに関する、不安をあおる流布やマスコミ報道によって

中止や延期なども考慮したが


予定通り卒業式は執り行われているそうだ。


午前中の連絡では、18日の小学校の卒業式も時間を遅らせての開催とのこと。



本日の計画停電も実施されず、交錯する情報と対応のなか

日々、減少する物資に不安感を増しながら。





そんなことを考えながら

ふと、友人のことが思い出された。




今の現状を把握し

もっと苦しい人や、もっと悲しい人を目の当たりにし

己を保っているのだろう・・・。



被災地で強く生きる彼を思えば！！



明日のために今日を生きると決めた男は、しっかりしなくてはいけない！！！



明日のために


あしたのために！！！




がんばろう！！！！




・・・・


この昼休みにも


また地震・・・・



不安が続くががんばろう！！！